電源立地部 事業紹介 / 社員紹介

発電所の未来は、
地域と共にある。

電源立地部
電源立地第一ユニット
2015年 キャリア入社
電気科

M.O

※情報は取材当時のものになります。

地域あっての発電所。

大型の印刷機械を運転・操作することが面白い。自らが関わった製品のパッケージが店頭に並ぶことにやりがいを感じる。印刷会社に勤務し、充実した日々を過ごしていた私ですが、いつしか新たなチャレンジをしてみたいと考えるようになりました。

もっと大規模な機械に携わりたい。もっと世の中に貢献していきたい。そんな想いを抱いて、見つけたのがJERAでした。規模の大きなプラントは日本各地にありますが、世の中に欠かせない電力を生み出しているのは発電所しかありません。大規模な機械を扱い、社会に貢献する。今までに得たことのない達成感を求めて、転職を決めました。

はじめて見た発電所内部の印象は、今でもはっきり覚えています。轟音を響かせながら動く、スケールの大きな設備に感じたのは、「怖さ」でした。何よりも安全を大切に、真摯に一つひとつの仕事に向き合っていく。発電所が担う、責任と使命の重さは、今の仕事に大きく活かされていると感じます。

現在、私はJERAの社内公募制度を利用し、活躍のフィールドを発電所から電源立地部に移しました。電源立地部は、発電所の新設やリプレースに伴う立地業務を担当するチームです。立地業務とは、自治体や地域関係者の皆さまに理解していただくための説明・折衝を行うこと。発電所の活動は、地域の方々の理解があって成り立っているもの。自然環境も含めて、地域と共生していくもの。今まで以上に広い視野を持ちながら、自らの仕事に向き合っています。

信頼なくして、
共生はない。

私が担当しているのは、千葉エリアの立地業務です。現在は、2024年8月から順次営業運転を開始している五井火力発電所のリプレースにおける立地業務を行っています。

火力発電所は、機器を冷却することによって温排水が生じるため、必然的に海沿いに立地する必要があります。主な業務としては、海に影響する建設工事の説明を行い、ステークホルダーへの理解を得ること。運転開始後の海域への影響を調査し、その結果を説明することのふたつが挙げられます。

発電所から海に流される温排水は、有害な薬品が含まれているわけではありません。しかし、それによって海水の温度が上昇してしまえば、魚の生育環境に影響をおよぼしてしまうこともあります。そのため、漁業関係者とは特に積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていく必要があるのです。私が担当する千葉エリアは海苔の養殖が盛んなエリア。海水の温度は海苔の育成に非常に大きな影響をおよぼしますので、その影響調査や補償を含めた対応に真摯に取り組んでいく必要がありました。

発電所は社会に欠かせないものですが、その活動のせいで誰かが被害を受けるようでは本末転倒です。一方的に何かを伝えるのではなく、しっかりと相手の気持ちに寄り添うこと。社内関係部門を巻き込んだ対応・説明の際には、漁業関係者の味方になってor立場に立って臨むこと。地域と共生していくための信頼を築くことこそが、私の使命だと考えています。

機会をくれる会社で。

これまでの歴史の中で、JERAはステークホルダーと良好な関係性を築いてきました。しかし、「信頼を失うのは一瞬、取り戻すのは一生」と言われます。自らの軽率な行為や誤った対応で、その信頼を失うことのないように、真摯に仕事に向き合い続けていかなければいけません。

電源立地部は、立地ユニットと環境ユニットで構成され、それぞれに多様な経験を積んだ人財が集っています。そこから多くの知識を吸収することで、JERAの成長と地域との共生を実現し、JERAのゼロエミッション2050に貢献できる存在に成長していきたいです。

長いキャリアの中で、その人がやりたいことは、少しずつ変化していきます。JERAの魅力は「自分がやりたい仕事を実現できる環境」があること。私自身、社内公募制度を活用することで、チャレンジの機会を得ることができましたし、そのおかげで視野が大きく広がり、成長を実感することもできています。

そして、社員一人ひとりのやりたいことを後押ししてくれる風土は、仕事だけに限りません。ワークライフバランスも取りやすく、育児休職の取得を後押ししてもらえるなど、大きなメリットを享受できています。短い期間ではありましたが、生まれたばかりの子どもと一緒にいられる時間はとても貴重なものでしたし、妻をしっかりサポートし、喜んでもらうこともできました。こうした喜びが「もっと仕事を頑張ろう」というモチベーションにつながっていくんですよね。

To The Borderless World

今こそ、やらなきゃダメなんだ。

発電所は
社会に欠かせない存在だ。
だからこそ、
地域からの信頼を育み、
共に生きていかなければならない。
ただ真摯に。ただひたむきに。
人の想いに寄り添う。
その仕事は、
この国の未来につながっている。

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