プラットフォーム事業統括部 事業紹介 / 社員紹介

すべての根幹を成す
電力を通じて
世界の地域に「0→1」の価値を。

プラットフォーム事業統括部
グループ運営部
グローバルグループ運営ユニット
2022年 新卒入社
理工学部

T.W

※情報は取材当時のものになります。

自分なりの「!」を
探して。

将来、やりたいことを見つけられず、苦悩の日々を送っていた私にきっかけをくれたのは、ひとつの数式でした。「0!=1」。ゼロの階乗は1であり、今の私がこれからの第一歩を踏み出すためには、自分なりの「!」となる経験や挑戦をする必要がある。そう気づいて、さまざまな経験や機会を自ら求めていくようになりました。

私の将来を決定づけたのは、アフリカのタンザニアでのボランティア活動でした。理系教育に課題を抱える国で、数学の教師を務め、子どもたちに未来への選択肢を提供する。その過程で感じたのは、日本での当たり前が決して当たり前ではないことでした。

毎日のように停電が発生する。電力の不足から産業も育たず、将来への選択肢が狭まっている。ここでの生活を通じて、私は電力というもっとも根幹的なインフラに関わり、途上国の開発に貢献したいと考えるようになりました。

プラットフォーム事業統括部は、燃料調達から発電までの一体型プロジェクト(Gas to Power)や、低炭素火力事業の開発、海外の既存火力案件のマネジメントを行う部門です。その中で私は、グローバルグループ運営ユニットの一員として、中東地域における既存案件の管理と新規案件の開発を担当しています。

壮大なプロジェクトを担い、電力を安価に、安定的に供給する仕事は、世界の各地域に「0から1」をもたらすものです。自分がやりたかった仕事ができていることを心から幸せに感じています。

プロフェッショナルの仕事は
圧巻のひとこと。

めざましい経済成長を遂げている中東では電力需要が増加し、多くのインフラプロジェクトが計画されています。そうした動きを受けて、JERAでもドバイに新たな事業拠点「JERA MEA」を設置するなど、事業の拡大に力を注いでいるところです。

これまでのキャリアにおいて、特に印象深かったのが、入社2年目に経験した新規案件の入札です。私は本プロジェクトにおいて、資料の作成や関係各所との手続き・折衝を主に担当していました。中東の特徴は、世界有数の産油地域であること。産油国であるからこそ、CO₂削減に向けて、いかにその国の脱炭素に貢献できるかを提案することが求められます。

私自身、既存の開発案件を管理してきた経験はありましたが、新規の入札に関わることははじめての経験でした。これほどまでに膨大な書類を作成する必要があるのかと驚かされましたし、その一つひとつを徹底的に吟味していく過程にすごみを感じさせられました。

例えば、契約書の文言がひとこと変わっただけで、その後のプロジェクトに大きな影響が生じることになりますし、ファイナンスにおいても、どこからどれだけ調達するかという最適なバランスを考え、管理していくことが求められます。さらには、技術の面でも、建設コストを最適なものにするために、妥協のない検討・検証が進められていくことになります。

異常なまでのスピード感で仕事を進め、かつ熟考すべきところは議論し尽くして結論を出す。プロフェッショナルの仕事ぶりは、まさに圧巻。自らが目指すべき場所の高さを知ったことで、さらなる成長への意欲がいっそう強くなりました。

「今できないこと」を楽しみ
乗り越えていく。

ただし、先輩たちの仕事を「すごい」と言っているだけでは、そこに追いつくことはできません。常に心がけているのは、「これ、やってみる?」と与えられた機会に「NO」と言わないこと。今できないことに向き合えていることを楽しみ、乗り越えていくことで、より多くの学びや刺激を得たいと考えています。そうした取組みを一つひとつ積み重ねていくことで、私ひとりの力でできることや、判断できることが増えてきたことを実感しています。

JERAはスピード感とチャレンジの機会に満ちあふれた会社です。日々の業務を通じて、若い社員への期待を感じますし、積極的に意見を発信し、主体的に業務に関わる姿勢が求められています。さらに、私たちの主張や視点を実際に反映してくれることも大きな魅力です。

カタチだけの機会ではなく、しっかりと受け止めてくれる。丸投げするのではなく、一人ひとりを丁寧に支えてくれる。そんな器の大きさも、私たちが心おきなく仕事に向き合える要因になっていると感じます。

今後の目標は、私自身にきっかけを与えてくれたアフリカをはじめ、未開拓の地域での開発に取組み、電力の安定供給とゼロエミッションに貢献していくことです。今、担当している案件の一つひとつは、その未来につながっていく貴重なステップになっていくもの。私はそう確信しています。夢を確実に実現するためにも、自らの研鑽を怠ることなく、誰からも信頼される存在になりたいです。

To The Borderless World

今こそ、やらなきゃダメなんだ。

いつの日か
思い描いた夢を叶える「その日」は
自らの手でたぐり寄せるものだ。
今、できないことから
逃げているようでは
何も得ることはできない。
挑戦を楽しみ、乗り越えていく。
夢への道は
そうして切り拓かれるものだ。

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