販売統括部 事業紹介 / 社員紹介

変化に向き合い
不確実な
「未来」を見極める。

販売統括部 需給オペレーション部
西日本プラント運用センター 運用ユニット
2019年 新卒入社
工業化学専攻

K.O

※情報は取材当時のものになります。

より経済性の高い、
電力供給を実現する。

社会に絶対に必要なもの、代わりのないものを届ける仕事がしたい。私は、そんな想いを抱いてインフラ業界を志望していました。

言うまでもなく、電力は生活を支える根底にあるエネルギーです。あらゆる製品も電気がなければ、製造することができません。日本の電力を支えるJERAは、私が抱いていた想いを実現する上で、これ以上ない会社でした。特に好印象だったのは、説明会や選考で出会ったすべての人が、自らの仕事や将来の夢をとにかく楽しそうに話してくれたことです。私も、自らの仕事をこんなふうに語れるようになりたい。その時に感じたあこがれが、入社の決め手になりました。

現在、私は、西日本プラント運用センターの運用ユニットに所属し、需給オペレーションを任されています。そのミッションは発電計画の作成や、電力の市場取引を通じて、電力供給を「より経済性の高いもの」にしていくことです。

電気は貯めておくことが難しく、供給量と消費量を「同時同量」にすることで、その品質を保っています。また、電気の需要は天候や気温など、あらゆる要素によって常に変動しますし、供給側である発電所においても機械の不具合をはじめ、さまざまなトラブルが起こります。そうしたリスクを見極め、変化に柔軟に対応しながら、より経済性の高い計画を実現していくのが私たちの仕事です。

計画の見直しを多い時には1時間に1回の頻度で行っており、日々の仕事はきわめて多忙ですが、電力供給をビジネスとして成立させる重要な使命を任されていることに、大きな喜びを感じることができています。

市場価格予測に
「正解」はない。

私たち、運用ユニットのメンバーは二交替制で仕事をしています。主な業務は、「当日の発電計画」「翌日の発電計画」「電力市場取引」の3つ。それらをローテーションで担当していくことになります。常に心がけているのは、お互いの業務を意識し、連携していくことです。すべての業務は密接に関係しているため、トラブルが発生した時などはメンバー同士が支え合って、乗り越えていく必要があるからです。

中でも特に難しく、やりがいを感じるのが「電力市場取引」業務における市場価格予想と入札案の作成です。多くの発電設備を持っているJERAですが、自分たちで発電するよりも安く電気を買うことができる時には、市場で電気を購入します。市場価格と当社の発電コストを比較し、さまざまなリスクを考慮しながら経済メリットを最大化していくのです。

ただし、電気の市場価格は、さまざまな要因に影響を受けるものです。価格予想は決して簡単なことではなく、その予測に「方程式」や「正解」は存在しません。分析部門から提供されるデータをもとに、自ら考え、根拠を示していくことが求められます。限られた時間の中で、不確実な未来を見極めることは難しく、決断に頭を悩ませることもあります。

ですが、私たちの決断次第で、数千万円もの違いが生まれることもありますし、その取引結果が今後の発電計画のもとになっていきます。これほど重要な仕事を任されていることにやりがいを感じていますし、自らの決断がダイレクトに成果につながる点に、この上ない面白さを感じています。

原点は、
2年間の発電所勤務。

私たちは、より経済性の高い最適な発電計画を作成するために、各発電所と連携を取ることが求められます。西日本エリアに存在する発電ユニットで、機器のトラブルが発生した時には真っ先に連絡が入り、計画の見直しを行っていきます。そこで大きく役立っているのが、入社後に配属された川越火力発電所での経験です。

そのトラブルがどの程度のものなのか。復旧にどれくらいの時間がかかるのか。今、起きていることをしっかりとイメージできることで、より精緻な計画を作成することができています。これまでに多くの学びを与えてくれた先輩方には、いくら感謝しても足りないくらいです。

今後の目標は、発電所の運用や発電計画の作成、電力市場取引を通じて得た知識・経験を活かして、電力やサービスの企画・販売に携わることです。JERAは、お客さまに対しそれぞれのニーズに合った商品・サービスを企画しています。これまでに得た知識は、商品の実現可能性を考える上で、貴重な財産になると思います。JERAがより世の中に欠かせない存在になるために、私たちだからこそ提供できる価値を生み出していきたいと思っています。

To The Borderless World

今こそ、やらなきゃダメなんだ。

安定供給や環境性だけでは
電力供給は成り立たない。
いかに「経済性」を高めるか。
その仕事は
JERAのサステナビリティに直結する。
変化に向き合い
価値ある「決断」を下す。
その眼は、不確実な未来をも見極める。

↑ PAGE TOP