JERAパワートレーディング コンプライアンス部 事業紹介 / キャリア社員紹介

新たなビジネスの
未来を切り拓く。
この変化と混乱を楽しみたい。

JERAパワートレーディング
コンプライアンス部
2022年 キャリア入社
商学部

M.Y

※情報は取材当時のものになります。

100年に一度の変革に
身を置ける幸せ。

私は新卒で銀行に入社し、30年にわたって金融市場に向き合ってきました。フロント部門で為替・金利・株式の実務を経験し、その後は市場コンプライアンス部署の立ち上げに参画。行動規範をはじめとした各種ルールの策定、コンプライアンスに関する教育・浸透、モニタリングの実施による効果測定など幅広い業務を経験し、ひとつのチームとルールをゼロからつくり上げる醍醐味を味わうことができました。

銀行ひとすじのキャリアを歩んできた私が、異業種であるJERAに転職した理由。それは、変化と混乱の中で、新しいビジネスを立ち上げていくチャレンジに魅力を感じたからです。

前職で立ち上げたコンプライアンス部署も軌道に乗り、どこか物足りなさを感じていたのかもしれません。エネルギー業界は、電力自由化や脱炭素に代表されるように、100年に一度の大変革期を迎えています。

チャレンジを求めていた私にとって、これ以上魅力的なフィールドはありませんでした。このような激動の時代に、この業界に身を置けるチャンスに巡り合えたことを心から幸せに感じています。

JERAの
スピード感は異様?

現在、私は電力のトレーディングを担うグループ会社、JERAパワートレーディングでコンプライアンス部長を務めています。そのミッションは、公正な取引を実施するためのコンプライアンス体制を構築すること。日本における電力トレーディングビジネスは、まだ始まったばかりの未成熟な市場であり、JERAパワートレーディングも新設されたばかりの会社です。

ゼロから、私たちの「あるべき姿」をつくっていく仕事に、この上ないやりがいを感じています。取扱う商品は変わっても、金融もエネルギーも同じ規制業種。規制当局への対応業務など親和性は高く、これまでに培ってきた知見を存分に発揮することができています。

一方で、前職にはなかった刺激も感じています。特に驚いたのは、とにかく意思決定のスピードが早く、計画が実現するまでの時間が短いこと。キックオフのブレストのつもりで、ミーティングを開催したところ、そこに社長も参加し、その場で意思決定がなされてしまったというケースもあったほどです。

慎重に物事を進める金融業界との間のギャップがとても大きく、当初はそのスピードに戸惑うこともありましたが、今ではそれが当たり前になっています。細かい議論に時間をかけることなく決定し、機動的に方向性を修正していける柔軟なカルチャーは爽快のひとことです。

「わからない」との出会いは
楽しい。

今、私は電力という社会基盤を支える仕事に携わっていることに確かなやりがいと喜びを感じています。電力の供給と需要を常に一致させることで、電気の品質を保つ「同時同量」や、グループ内・外の取引を公正に行う「内外無差別」など、電力業界には固有の概念が多く存在します。

理解には時間がかかりましたが、「わからないことがある」ことは、とてもエキサイティングで、楽しいこと。私にとって未知の概念が自身の業務と具体的につながった時には、真の知見を得られたという満足感があるのです。

日本の電力トレーディングビジネスは、今後、さらなる成長と拡大を遂げていくことになります。今後の目標は、電力トレーディングのコンプライアンスオフィサーの先駆者として恥ずかしくない高い専門性とインテグリティを兼ね備えた仕事をしていくことです。

私自身、過去に金融のフロントで仕事をしていた時には、そうしたルールやガイドラインを「面倒くさいなぁ」と煙たがっていたものです。しかし、本来、コンプライアンスはビジネスを公正に、健全に発展させるために存在するものでビジネスのブレーキではありません。これから、JERAパワートレーディングの未来を切り拓いていくメンバーたちから「案外、使える」と言われるような仕事をしていきたいものです。

To The Borderless World

今こそ、やらなきゃダメなんだ。

100年に一度の大変革期。
そのフィールドに身を置けることは
幸福であり、特権だ。
変化を楽しみ、混乱を機会に変える。
道を切り拓く人は
いつだって、現状に満たされることはない。

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