LCFバリューチェーン統括部 事業紹介 / キャリア社員紹介

エネルギーの
新たな「道」を切り拓く。

LCFバリューチェーン統括部
水素・アンモニア上流事業部
水素・アンモニア輸送事業ユニット
2020年 キャリア入社
法学部

A.T

※情報は取材当時のものになります。

「船」への関心から、
エネルギーの世界へ。

損保業界からキャリアをスタートさせた私がエネルギーの世界に身を投じたのは、「船」に関心を持ったことがきっかけでした。前職は国内商社のグループ会社でLNG船プロジェクトの立ち上げに参画。建造・就航準備からLNG船の運航オペレーションまで幅広い業務を担当し、シンガポールでの駐在業務や北米のプロジェクトの立ち上げにも携わりました。

JERAに転職したのは、前職時代に窓口を担当したご縁がきっかけです。LNGの世界で世界有数のプレイヤーであるJERAでやりがいのある仕事をしたい。大好きなエネルギーの仕事を突き詰めていきたい。これから、どのようなチャレンジが待っているのか。とにかくワクワクしていたことを覚えています。

現在は、新たに創設された水素・アンモニア輸送事業ユニットに所属しています。私はこのユニットが創設される前の初期段階から脱炭素関連のプロジェクトに関与してきました。脱炭素の実現に向けて、重要な意味を持つ「ゼロエミッション火力」の燃料をどのように運び、受け入れ体制をいかに構築するのか。さまざまな議論と検討を重ねていく中で、業務が拡大し、仲間が増え、「ゼロエミッション火力」の燃料輸送を検討する一つのユニットが新設されました。プロジェクト初期から関わってきた身としては、やはり感慨深いものがありました。

前例のない、
ミッションに挑む。

2023年度末、JERAは碧南火力発電所にてアンモニア燃焼の大規模実証試験をスタートさせます。アンモニアの輸送を担う私たちも、オペレーション体制・方法の構築をはじめ、その先にある商用運転開始に向けた船団戦略の策定などを急ピッチで進めているところです。

輸送船業務はバリューチェーンの構築において、上流と基地をつなぐ重要なキーとなるもの。さらに、今回のプロジェクトは新たな市場をつくり出すことになるため、上流となる調達先・下流となる受け入れ拠点の整備・両社をつなぐ輸送船を同時に立ち上げていく必要があります。

これまでのルールが通用しない、前例のない立ち上げ業務はまさに暗中模索。同プロジェクトに携わるステークホルダーの進捗に目を配りながら密な連携を取り、抜け漏れのないよう自らの担当業務を超えた部分にも関与していくことを心がけています。

新たな常識をつくり上げる仕事のやりがいは、とても大きなものです。しかし、今はまだ実証試験・商用運転に向けた準備期間に過ぎません。まずは、ゼロエミッション火力の商用運転が本格的にスタートし、事業を軌道に乗せること。その時になって、ようやく一安心できるのではないかと思っています。エネルギーの輸送は、絶えずトラブルや変化に見舞われるもの。すべてが構築された後も、私たちの挑戦は続いていきます。

可能性は、
無限に広がっていく。

今、世界は脱炭素化に向けて、大きな一歩を踏み出しつつあります。そうした波を感じながら、社内のさまざまな部門が一丸となっていく。その仕事は大きなやりがいに満ちたものです。例えば、石炭船の桟橋にアンモニア船を着桟させるだけでも、形状などからさまざまな課題が生じることになります。

そんな時も、船の手配や航路の計画を行う部門や船を受け入れる拠点側が徹底的に議論を交わし、一つひとつの課題を解決していきます。立場は違っても、「脱炭素化への想いはひとつ」であることを実感することができます。

今後の目標は、さらなるチャレンジを続けることで「脱炭素のプロ」になること。そして、いつの日か海外に駐在し、「現地で汗をかく仕事」をすることです。チャレンジングな環境はJERAの魅力のひとつ。職場では、さまざまな業界からやってきたプロフェッショナルたちが集い、フラットな議論を交わしています。年齢や社歴に関係なく、各々がそれぞれの強みを発揮できる。この環境でさらなる成長を遂げたいと思っています。

またLNGやゼロエミッション火力にとどまらず、多様なソリューションを持っていることもJERAならではの強みです。そして、その強みは私たち社員にとって、よりたくさんのキャリアの選択肢が用意されていることを意味します。

現在のプロジェクトと並行して、水素の取組みも活発になっていくことは間違いありません。常に自分の可能性にワクワクできることは、とても幸せなことです。ここでなら、想像を超える未来を手にすることができると思います。

To The Borderless World

今こそ、やらなきゃダメなんだ。

CO₂を排出しない火力発電。
革新的なソリューションは
技術のみで成り立つものではない。
アンモニアの輸送を
ゼロからつくり出す。
その熱は、未来への道を切り拓く。

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