メインコンテンツに移動

トランジション・リンク・ローン(2023年4月)IR情報 / ESGファイナンス

借入概要、フレームワークおよび適格性に関する第三者評価について掲載しています。

借入概要

2023年4月28日に株式会社SBI新生銀行をアレンジャーとするシンジケーション方式のトランジション・リンク・ローンによる総額176億円の資金調達を実施しました。本ローンは、SBI新生銀行、香川銀行、神奈川銀行、きらやか銀行、荘内銀行、大光銀行、徳島大正銀行、長野銀行、北都銀行、りそな銀行(五十音順)の計10行による協調融資です。

当社は、「JERA環境コミット2030」において、「政府が示す2030年度の長期エネルギー需給見通しに基づく、国全体の火力発電からの排出原単位と比べて20%減を実現すること」を目標として掲げています。本ローンは、最新の政府の長期エネルギー需給見通し等を用いて算出した、2030年度までの当社排出原単位の目標である0.477kg-CO2/kWh以下とすることをサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPT)としています。

  • トランジション・リンク・ローンとは、脱炭素社会の実現に向け、長期的な移行戦略に則った温室効果ガス削減に取り組む企業を支援することを目的とした融資の枠組みであるトランジション・ロ-ンにおいて、事前に設定したSPTに対する借り手のパフォーマンスと融資条件等を連動させるもの

なお、本ローンについては、株式会社SBI新生銀行サステナブルインパクト推進部評価室から、クライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック及びサステナビリティ・リンク・ローン原則への適合性評価を受けております。

フレームワーク

本トランジション・リンク・ローンは、2022年8月に更新したトランジション・ファイナンス・フレームワークにもとづき実施しております。

フレームワーク[1.16MB]

  • 2023年4月の組織変更により、フレームワーク文中の「財務部」は「グローバルファイナンス部」に、「財務部長」は「グローバルファイナンス部長」に読み替える

適格性に関する第三者評価

第三者評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社から、上記フレームワークに係る各種基準への適合性についての評価を受けております。

第三者評価報告書[2.57MB]

  • 当社の最新のフレームワーク、適格性に関する第三者評価は、ESGファイナンストップページをご参照ください。