「(仮称)石狩市浜益沖浮体式洋上風力発電実証事業 計画段階環境配慮書」の送付について2023/11/24
株式会社JERAは、本日、北海道環境影響評価条例に基づく「(仮称)石狩市浜益沖浮体式洋上風力発電実証事業 計画段階環境配慮書※1」(以下、配慮書)を、北海道知事へ送付しました。
経済産業省および国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、グリーンイノベーション基金「洋上風力発電の低コスト化プロジェクト※2」(以下、「GI基金」という) として、浮体式洋上風力発電の商用化につなげていくことを目的に、2023年10月3日に、浮体式洋上風力に関するGI基金のフェーズ2となる発電実証事業の候補区域として、北海道石狩市浜益沖を選定しました。本発電実証事業は、GI基金フェーズ2の浮体式実証の候補区域である北海道石狩市浜益沖において計画しました。
今回送付した配慮書は、事業の計画段階において、環境保全のために配慮すべき事項について検討した結果を取りまとめたものです。今後、北海道環境影響評価条例に基づき配慮書縦覧および説明会が実施されます。
当社は、引き続き、北海道をはじめとした関係各所のご指導や、地域の皆さまのご意見を賜りながら、計画を進めてまいります。
※1 北海道環境影響評価条例に基づく全4段階の手続きのうち、1段階目に該当。
※2 当社は、三井海洋開発株式会社、東洋建設株式会社、古河電気工業株式会社とともに、グリーンイノベーション基金事業の一環と して国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「洋上風力発電の低コスト化プロジェクト」における「浮体式洋上風力発電低コスト化技術検証事業(TLP浮体)」として要素技術の開発を行っている(2022年1月21日プレスリリース)。本発電実証事業の計画は、各社による要素技術開発の検証を踏まえ、石狩市浜益沖において、TLP(Tension Leg Platform:緊張係留)方式による浮体式洋上風力発電を実機の風車を用いて発電実証するもの。
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