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プレステージ・インターナショナルの国内BPO拠点6施設における太陽光発電所によるオフサイト型コーポレートPPAを含む電力供給の開始について2025/04/16

 株式会社JERAは、株式会社プレステージ・インターナショナル(以下、「PI」)のビジネス・プロセス・アウトソーシング(以下、「BPO」)における全てのBPO拠点の消費電力のCO2ゼロエミッションに向けて、2024年6月1日よりPIの「岩手BPOフォートレス」にオンサイト太陽光発電の電力供給を開始しております(2024年6月3日プレスリリース)。
 このたび、新たにPIの国内BPO拠点6施設において、太陽光発電所を活用したオフサイト型コーポレートPPA※1の仕組みによる電力供給を開始しましたので、お知らせします。

 

 「エンドユーザー(消費者)の不便さや困ったことに耳を傾け、解決に導く事業創造を行い、その発展に伴い社会の問題を解決し、貢献できる企業として成長する」をグループ経営理念に掲げBPOを展開するPIと、世界のエネルギー問題に最先端のソリューションを提供することをミッションとしている当社は、PIの「岩手BPOフォートレス」への太陽光発電所の導入などを通じて、地域社会の環境負荷低減に貢献しています。

 

 当社は、子会社である株式会社JERA Cross※2(以下、「JERA Cross」)を通じて、当社が保有する太陽光発電所(東北エリアまたは中部エリアに所在)で発電した電力をPI の国内BPO拠点6施設(東北エリア:5施設、北陸エリア:1施設)へ供給します。
 これによって、東北エリアで使用する電力の約30%が太陽光発電所由来の再生可能エネルギー(生グリーン電力※3)で供給されることとなります。それ以外の電力は、中部エリアに所在する太陽光発電所または市場から調達した電力を供給します。
 今後、PIの全てのBPO拠点に、当社の子会社であるJERA Crossを通じて「24/7カーボンフリー電力※4」を段階的に導入してまいります。

 

 当社は、PIのBPO拠点のCO2ゼロエミッションに向けた取り組みを通じて、サステナブルな地域社会の実現に向けて取り組んでまいります。
 

 

 PIの国内BPO拠点6施設への太陽光発電所によるオフサイト型コーポレートPPAを含む電力供給スキーム

 

 

    PIのBPO拠点における電力供給比率とCO2削減量の可視化イメージ

 

※1 オフサイト型コーポレートPPAとは、発電事業者が電力の需要家の敷地外(オフサイト)にある太陽光発電所などにより創出される環境価値を需要家に長期供給する仕組みのこと。

※2 JERA Crossは、企業顧客のグリーントランスフォーメーション(GX)に向けた未来像の設計や戦略の策定を支援。また、電力の脱炭素化に必要な再生可能エネルギーの開発・供給まで、一貫したサポートを提供。さらに、JERA Crossは24時間365日CO2を排出しない電力の安定供給を実現することで、企業の課題解決と事業変革、CO2排出削減に貢献していく。

ホームページ:Top | Jera Cross (jera-cross.com)

※3 「生グリーン電力」とは、太陽光発電所などの非化石電源から発電され、非化石価値(CO2を排出しない環境価値)とともに供給される電力。

※4「24/7(twenty - four seven)カーボンフリー電力」は、毎日24時間・毎週7日間、すなわち年間365日にわたってCO2を排出しない電力の名称。経済産業省の「電力の小売営業に関する指針」に従い、需要電力量の100%について、CO2ゼロエミッション電源(再生可能エネルギー発電設備・水素発電設備等を意味します)を電源構成とし、非化石証書の使用による環境価値をともに供給することを意味しており、燃料の製造・輸送等のライフサイクルを含めてCO2が排出されないことを意味するものではない。