- ダンボールの板 1枚※厚めで硬いもの。
- ストロー 1本
- 竹串 1本
- 単三乾電池 1個
- モーター※「130サイズ」がよいです。大きなサイズだとうまく走らない場合があります。
※モーターに導線がついたものがよいです。もし導線がついていない場合は、長さ30cm(センチメートル)くらいのビニール付き導線をご用意ください。 - 単三乾電池用スイッチ付き電池ボックス※ ネットショッピングやホームセンターなどで購入することができます。
- ペットボトルキャップ 3個※モーターカーの前のタイヤ用に1個、後ろのタイヤ用に2個。
- ビニールテープ 2個(それぞれ別の色)※ビニールテープが車体の色になるので、じぶんの好きな色など、自由にえらんでください。
- 両面テープ 1個※スポンジタイプの強力なものがよいです。
- 木工用ボンド
- ピンバイス(小さい穴をあけるための工具)・ピンバイス用の電動ドリル※ペットボトルキャップの穴あけに使います。
※竹串、モーターシャフトの太さよりも少し小さいドリルをご用意ください。
※130サイズのモーターのシャフトの長さは2.0mm(ミリメートル)くらいのため、1.8mm~2.0mmのドリルをご用意ください。 - カッターナイフ
- はさみ※カッターナイフやピンバイス(キリ)は、ケガをしないように、おとなの人に見てもらいながら使用しましょう。まわりの人やものに当たらないよう、注意してください。カッター用のマットなどを下に敷いて使いましょう。
- 定規※30cm(センチメートル)以上の長めのもの。「カッター用定規」があると便利です。
- エナジー・ダイナソーズモーターカーの台紙



※前のタイヤ用はキャップの横の面ができるだけ真っすぐなものを使いましょう。

ダンボールの板を長さ120mm×70mmに切り、車体を作ります。
前のタイヤをとりつけるところに長さ30mm×40mmの穴を開けます。下の図のそれぞれの長さを見ながら作りましょう。


ダンボールの板は、板を立てて見ると波のように見える部分と、まっすぐで模様のない部分があります。車体の長い辺が模様のない部分と平行になるよう、ダンボールに線をひきます。
寸法どおりに線をひいたら、カッターで切りましょう。

切りとった板が、図のように、短い辺を横から見て、波の形に見えるようになっているか、たしかめましょう。※この向きにすることによって、車体が折れまがりにくくなります。
ダンボールの板を長さ70mm×40mmに切り、後ろのタイヤを取り付けるための台を作ります。※こちらの板には穴をあけません。


車体にビニールテープを貼り、がんじょうにします。

車体をたてにおいて、横の方向にテープを巻いていきます。ビニールテープを少しかさねながら、すきまがないように貼りましょう。
そして、端の面に折り返すようにビニールテープを貼ります(右の上の写真)。
※テープの色は自由です。タイヤの色と合わせて、じぶんの好きな色のテープを貼りましょう。

後ろのタイヤを取り付ける台を両面テープか木工用ボンドで車体に貼りつけます。
車体の後ろの端から長さ10mmくらい、はなした場所に貼りつけてください。

タイヤになるペットボトルキャップにピンバイスで穴を開けましょう。
竹串の太さ、モーターのシャフトの太さを調べ、同じか少しだけ小さい(長さ0.1~0.2mm)の太さのピンバイスを用意しましょう。※ピンバイスを使う場合、ペットボトルキャップの裏側から穴をあけます。底にいらなくなったダンボールの切れ端を何枚か重ねて、その上にペットボトルキャップを置き、しっかり指でおさえます。
利き手でピンバイスを図のように持ち、時計の針の動く方向へ回すと、少しずつ穴があきます。
※穴が大きくなりすぎると木工用ボンドで固定できず、竹串やモーターから外れてしまうことがあります。
穴を大きく開けすぎないようにゆっくり、たしかめながら開けましょう。※穴はペットボトルキャップのまん中に開けます。穴がまん中からずれてしまうと、ガタガタしてまっすぐに走りません。
※カッターナイフやピンバイスは、ケガをしないように、おとなの人に見てもらいながら使用しましょう。
※ペットボトルキャップの種類によっては、穴を開けづらいことがあります。そのときは、別の種類のキャップでためしてみましょう。


ペットボトルキャップにビニールテープをぐるぐると5周巻きましょう。 ※テープの幅によっては、キャップからはみ出てしまうことがあります。そのときはテープの内側へ折っていれるか、はさみできれいに切り取りましょう。

ストローを長さ80mmに切ります。後ろのタイヤを取り付ける台より少し長くします。

竹串を長さ100mmくらいにカットします。

後ろのタイヤを組み立てます。
まず竹串をペットボトルキャップ1個にさしこみます。長さ1~2mmがつき出るくらいまでさしこんでください。
次にストローに通してから、竹串の反対側にもペットボトルキャップをさしこみます。

竹串が突き出た部分に木工用ボンドをぬって、よく乾かしましょう。
これで後ろのタイヤのできあがりです。

前のタイヤを作ります。
前のタイヤ用で穴を開けたペットボトルキャップにモーターのシャフトをさしこみます。長さ1~2mmつき出させて、その部分に木工用ボンドをぬり、よく乾かして固定します。
これで前のタイヤのできあがりです。
もし大きな穴を開けてしまった場合はシャフトや竹串より大きな穴を開けてしまって、木工用ボンドだけでうまく固定できない場合は、穴の上にほそく切ったビニールテープをおいて、ビニールテープごと穴にシャフトや竹串をさしこんでください。そのあと、うら側からボンドを塗り、乾かすとうまく固定できます。

後ろのタイヤを取りつける台に、両面テープを貼りつけ、その上からタイヤを貼りつけます。

電池ボックスとモーターの導線をつなぎます。
モーターに導線がついている場合、赤色の線がプラス(+)、青色(緑色などの場合もあります)の線がマイナス(-)です。電池ボックスのそれぞれの端にある(+)マークの方は赤色の線を、(-)マークの方なら青色(もしくは緑色など)の線をつなぎます。
導線の端をねじって回し、端の穴に通します。折り返してから少しねじり、その上から細く切ったビニールテープを巻いて固定します。
正しくつなぐことができた場合、モーターは図の矢印の方向に回ります。(+)マークと赤色の線と(-)マークと青色(もしくは緑色など)を逆につないでしまっているとモーターが逆に回ります。
※車体に取り付ける前に、電池を入れて動くかどうかテストしておきましょう。

モーターを取り付けます。
車体のうらの面(後ろのタイヤの台を貼り付けた面)の左側にモーターを取り付けます。
前のタイヤが穴の真ん中になるようにしましょう。
両面テープをモーターの大きさに切って車体に貼り、その上にモーターを取り付け、指ではさむように押して固定します。
※モーターがしっかり固定できない場合は、スポンジタイプの両面テープを使ってみてください。紙タイプの両面テープでは、しばらくすると落ちてしまうことがあります。

電池ボックスを取り付けます。
車体のおもて側、後ろのタイヤの上あたりに取り付けます。(写真を見ながら作ってください。導線が長い場合はもっと後ろ側でもだいじょうぶです。)
車体に電池ボックスの大きさに切った両面テープを貼り、その上に電池ボックスを取り付け、指ではさむように押して固定します。
※導線が車体から大きくはみ出してしまうときは、車体の余白に導線をテープで貼りつけてください。
※モーターと電池ボックスの位置をもう一度たしかめましょう。

本体の完成です。
電池をセットし、動くかどうかテストしてみましょう。
モーターカーを手で持ったままスイッチレバーをたおし、前のタイヤが回ることを確かめます。

キャラクターを作ります。
キャラクターの台紙を印刷(プリントアウト)し、台紙のキリトリ線にそって切り取ります。
キャラクターの台紙の大きさにあわせて、ダンボールや厚紙を切ります(厚紙に印刷した場合はそのまま使うこともできます)。

キャラクターの台紙のうらにダンボールや厚紙を貼り付け、車体に両面テープで取り付けます。



手に持ったままスイッチレバーをたおし、前のタイヤが回りはじめてから、ゆかにおくと走りはじめます。※真っすぐ進まない場合は前のタイヤがかたむいていないかを確かめて、直してください。
※モーターカーを作るときと使用するときに注意すること
- カッターやはさみ、工具や竹串などを使用するときは、ケガをしないよう、まわりの人やものにも注意して使用してください。
- モーターカーを走らせるときは、お家や建物の中のひろいところで走らせてください。
- もし建物の外で走らせるときは、道路にとび出したり、まわりの人のめいわくにならないように注意してください。
- 長い時間走らせると、モーターや電池があつくなることがあります。遊びおわったあとは、モーターや電池には手でさらないようにしましょう。
- カッターはさみ、工具や竹串のさきなどでケガをしないよう、注意してください。
