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始動から約半年。


JERAのCVC『JERA Ventures」が


目指す世界と唯一無二の強みとは?

始動から約半年。


JERAのCVC


『JERA Ventures」が目指す


世界と唯一無二の強みとは?

JERA Ventureが目指す世界とは?

JERA Ventureが


目指す世界とは?

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CVCであるJERA Venturesは、JERAにとってどんな存在なのでしょうか?

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JERA Venturesとは、JERAと、革新的なアイデアやスタートアップ企業が連携するためのプラットフォームです。もっと言うと、JERAにとっての「アンテナ」であり、「実験場」であり、「一番槍」といったところでしょうか。私たちは一番槍として、JERAが目指す世界にたどり着くための先鞭をつけていく、そんな役割を担った存在です。

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JERA Venturesとは、JERAと、革新的なアイデアやスタートアップ企業が連携するためのプラットフォームです。もっと言うと、JERAにとっての「アンテナ」であり、「実験場」であり、「一番槍」といったところでしょうか。私たちは一番槍として、JERAが目指す世界にたどり着くための先鞭をつけていく、そんな役割を担った存在です。

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「一番槍」とはどんなイメージですか?

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JERA Venturesは、ベンチャー企業へシナジーを想定した投資を行います。ですが、シナジーは必ずしも今すぐ実現される必要はなく、将来可能性がある事業にリスクをとって先鞭をつける観点での投資も行います。つまり私たちの役割は、JERA本体が手を出せない領域に先行して飛び込んでいき、学びを共有し、シナジーにつなげていくこととも言えます。だから「一番槍」なのです。

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JERA Venturesは、ベンチャー企業へシナジーを想定した投資を行います。ですが、シナジーは必ずしも今すぐ実現される必要はなく、将来可能性がある事業にリスクをとって先鞭をつける観点での投資も行います。つまり私たちの役割は、JERA本体が手を出せない領域に先行して飛び込んでいき、学びを共有し、シナジーにつなげていくこととも言えます。だから「一番槍」なのです。

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そんなJERA Venturesが「目指す世界」とは?

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JERA Venturesの目指す世界とは、”Empowering all individuals to pursue their visions, igniting their futures by harnessing sustainable, affordable and stable energy”で、直訳すると「持続可能で経済的な安定したエネルギーを活用し、すべての人々が自分のビジョンを追求し、その未来を輝かせるよう力を与える」といった意味になります。言い換えるなら、「世界中の人々が、クリーンエネルギーを無理なく利用して、エネルギーの確保に頭を悩ますのではなく、それぞれが目指す未来の実現に注力している世界」ということです。

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JERA Venturesの目指す世界とは、”Empowering all individuals to pursue their visions, igniting their futures by harnessing sustainable, affordable and stable energy”で、直訳すると「持続可能で経済的な安定したエネルギーを活用し、すべての人々が自分のビジョンを追求し、その未来を輝かせるよう力を与える」といった意味になります。言い換えるなら、「世界中の人々が、クリーンエネルギーを無理なく利用して、エネルギーの確保に頭を悩ますのではなく、それぞれが目指す未来の実現に注力している世界」ということです。

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JERAのミッション「世界のエネルギー問題に最先端のソリューションを提供する」にも通じますね。

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JERAのミッション「世界のエネルギー問題に最先端のソリューションを提供する」にも通じますね。

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その通りです。実は、これに至るまでには少し経緯があります。私はJERA Venturesを立ち上げるまでに、これまで、炭素クレジットの枠組みを通じて脱炭素化を目指す事業や、ガス田開発プロジェクトに取り組んできたほか、M&Aの業界も経験しました。誤解を恐れずに言えば、昔の炭素クレジットの仕組みは先進国から途上国への「排出削減」の名を借りた富の分配に過ぎず、気候変動の歯止めにはなりませんでした。

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その通りです。実は、これに至るまでには少し経緯があります。私はJERA Venturesを立ち上げるまでに、これまで、炭素クレジットの枠組みを通じて脱炭素化を目指す事業や、ガス田開発プロジェクトに取り組んできたほか、M&Aの業界も経験しました。誤解を恐れずに言えば、昔の炭素クレジットの仕組みは先進国から途上国への「排出削減」の名を借りた富の分配に過ぎず、気候変動の歯止めにはなりませんでした。

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排出削減の名を借りた事業だけでは本質的な取り組みにならないと。

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一方、ガス田開発プロジェクトでは、巨大な資本と設備が天然資源を開発し、「世界の人々の生活を支え、未来をつくる原動力となるエネルギーに知恵と技術が結集する」世界があることを体感しました。そしてM&Aでは、企業には「今日の続きの明日という未来」だけではなく、企業同士の強みを持ち寄ったシナジーを通じた「掛け算の成長」があることを知りました。ある時、これらの経験が全部つながったんです。

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一方、ガス田開発プロジェクトでは、巨大な資本と設備が天然資源を開発し、「世界の人々の生活を支え、未来をつくる原動力となるエネルギーに知恵と技術が結集する」世界があることを体感しました。そしてM&Aでは、企業には「今日の続きの明日という未来」だけではなく、企業同士の強みを持ち寄ったシナジーを通じた「掛け算の成長」があることを知りました。ある時、これらの経験が全部つながったんです。

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どのようにつながったのですか?

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どのようにつながったのですか?

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「経済効率よく排出を削減する」というマイナスをつぶしていくようなアプローチではなく、世界にとって本当に必要なのは、「人々の夢を実現し、生活を支えつつ、未来をつくることができるクリーンエネルギー」というプラスのエネルギーを創り出すことだと。それが、JERA Venturesの目指す世界というビジョンとなりました。

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「経済効率よく排出を削減する」というマイナスをつぶしていくようなアプローチではなく、世界にとって本当に必要なのは、「人々の夢を実現し、生活を支えつつ、未来をつくることができるクリーンエネルギー」というプラスのエネルギーを創り出すことだと。それが、JERA Venturesの目指す世界というビジョンとなりました。

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プラスのエネルギーを創り出すことと、脱炭素という必要性、そしてエネルギーの現実を融合させようと?

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プラスのエネルギーを創り出すことと、脱炭素という必要性、そしてエネルギーの現実を融合させようと?

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そうですね。エネルギーの利用は、成長と未来を創造する原動力です。それを最大限に解き放てる未来をつくりたい。それを実現するためには、脱炭素という先端技術と、それを社会実装し、さまざまな企業とシナジーをつくり上げる非連続の成長の掛け算が必要だと思うんです。

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そうですね。エネルギーの利用は、成長と未来を創造する原動力です。それを最大限に解き放てる未来をつくりたい。それを実現するためには、脱炭素という先端技術と、それを社会実装し、さまざまな企業とシナジーをつくり上げる非連続の成長の掛け算が必要だと思うんです。

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そういったビジョンを実現するためにも、CVCである必要があった?

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JERA Venturesとスタートアップとの関係は、キャピタルゲインを狙う投資家と投資先というものではなく、互いに強みを持ち寄って共に創る「共創」の関係です。JERAのネットワークやアセットを使えば、スタートアップから生まれた革新的なアイデアや技術をスケールアップさせ、そして真に世の中にインパクトを与えられる規模での社会実装につなげやすいといったメリットもあります。

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JERA Venturesとスタートアップとの関係は、キャピタルゲインを狙う投資家と投資先というものではなく、互いに強みを持ち寄って共に創る「共創」の関係です。JERAのネットワークやアセットを使えば、スタートアップから生まれた革新的なアイデアや技術をスケールアップさせ、そして真に世の中にインパクトを与えられる規模での社会実装につなげやすいといったメリットもあります。

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巨大なアセットを開放する、


独自のサポートメニューとは?

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スタートアップはJERAのアセットを活用できるとのことですが、具体的にはどういうことが可能なのでしょうか?

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スタートアップはJERAのアセットを活用できるとのことですが、具体的にはどういうことが可能なのでしょうか?

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JERA Venturesでは、スタートアップに3つのサポートメニューを用意しています。1つ目は、商業規模にスケールアップする際の実証試験を行う場の提供。 2つ目は、巨大な設備を使うためのオペレーション&メンテナンス(O&M)支援。そして3つ目が、日本市場への参入支援です。

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JERA Venturesでは、スタートアップに3つのサポートメニューを用意しています。1つ目は、商業規模にスケールアップする際の実証試験を行う場の提供。 2つ目は、巨大な設備を使うためのオペレーション&メンテナンス(O&M)支援。そして3つ目が、日本市場への参入支援です。

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JERAが保有する世界最大規模のエネルギーバリューチェーンを、最先端の技術の実証の場としてスタートアップに開放するということ。例えば化学反応やハードウェアを伴う新技術の場合、実験機では成功しても、商業機レベルにスケールアップすると挙動が異なり、再現できないといったケースがあります。そこで、私たちが発電所の設備を商業機規模での実証の場として提供することで、社会実装に必要な最後のステップをサポートすることができます。JERAの火力発電所というのは大規模のエネルギー利用とそれに伴うCO2を排出するモンスターマシンなので、実験機とはわけが違うんです。

巨大設備を貸し出すだけではなく、実証に必要なプラントオペレーション支援はもちろん、LNGや水素などの素材・原料の提供ができるということ。私たちのO&ME部門には、自社の火力プラントのことだったら誰よりも詳しい社員がいますし、新技術への関心が高いイノベーティブマインドな社員もいます。このような匠の技と好奇心を活かして、革新的な技術の商用化を支援していきます。

市場参入においては、日本のエネルギー規制や法制度への対応が不可欠です。私たちはこの業界の専門家ですから、法を遵守し、時には牽引する形で、新しいことを日本に導入する後押しができます。また、我々自身がスタートアップ製品の購入者となることや、他社への橋渡しをすることもできます。

オプションは大きく分けて、(1)パフォーマンス発揮を補助するもの(効率化・能率向上)、(2)パフォーマンス発揮を阻害する要因を除去するもの(負担軽減)に大別されます。

(1)の事例:睡眠改善プログラムのようなソリューションなど
(2)の事例:生理痛や更年期障害の軽減など

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JERAの設備を使うことができる。この点が他のCVCと一線を画す特徴でしょうか?

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JERAの設備を使うことができる。この点が他のCVCと一線を画す特徴でしょうか?

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一般的なCVCでは、資金やノウハウ、人材や販路などは提供しますが、本業で使っている設備を開放するケースはあまりありません。追加的な新規事業であったり、本業設備を利用した付随的な事業だったりすることが多いです。しかし、JERA Venturesでは「共創」を掲げていますので、自分たちのアセットを提供し、本業、新規事業の双方において仲間と一緒に成長しようというのが特徴です。

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一般的なCVCでは、資金やノウハウ、人材や販路などは提供しますが、本業で使っている設備を開放するケースはあまりありません。追加的な新規事業であったり、本業設備を利用した付随的な事業だったりすることが多いです。しかし、JERA Venturesでは「共創」を掲げていますので、自分たちのアセットを提供し、本業、新規事業の双方において仲間と一緒に成長しようというのが特徴です。

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「つくる・届ける・支える」


3つの投資領域について

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JERA Venturesでは、「Energy Transformation」「Customer Centric」「Corporate」の3つの投資領域を設定されています。それぞれの内容は?

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JERA Venturesでは、「Energy Transformation」「Customer Centric」「Corporate」の3つの投資領域を設定されています。それぞれの内容は?

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「Energy Transformation」は脱炭素に必要な技術を開発する、ものづくりの領域です。「Customer Centric」は「Energy Transformation」でつくられたエネルギーに価値を付け、お客様に届けるためのデジタルテクノロジー。そして「Corporate」は、JERAの事業を支えるJERAの従業員の働きやすさや幸福度を上げる技術という設定です。

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「Energy Transformation」は脱炭素に必要な技術を開発する、ものづくりの領域です。「Customer Centric」は「Energy Transformation」でつくられたエネルギーに価値を付け、お客様に届けるためのデジタルテクノロジー。そして「Corporate」は、JERAの事業を支えるJERAの従業員の働きやすさや幸福度を上げる技術という設定です。

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Customer Centricは直訳すると「顧客中心」ですが、「お客さまのニーズに対してエネルギーをどう売るか」という技術開発をするのが狙いですか?

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Customer Centricは直訳すると「顧客中心」ですが、「お客さまのニーズに対してエネルギーをどう売るか」という技術開発をするのが狙いですか?

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いいえ、エネルギーをどう売るか、という売り手目線の思想ではなく、文字通り「お客様のニーズに応える」という意味です。「CO2フリーのエネルギーが欲しい」というニーズを満たすべく、製品となるエネルギーを脱炭素する技術を開発するのがEnergy Transformationの領域です。ただ、Energy Transformationで新しいエネルギーをつくっても、お客様のニーズに合致していなくては意味がない。独りよがりとなってしまい、誰のエネルギー問題も解決できません。Customer Centricでは、そのエネルギーをお客様自身の困りごとを解決するニーズに合致する形で提供したり、そのエネルギーを利用して、お客様のお客様への付加価値の源泉としていただいたり、あるいはお客様同士で取り引きできる市場をつくったり、さらにエネルギーにさまざまな付加価値を付けたりすることを、デジタル技術を活用して実現します。

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いいえ、エネルギーをどう売るか、という売り手目線の思想ではなく、文字通り「お客様のニーズに応える」という意味です。「CO2フリーのエネルギーが欲しい」というニーズを満たすべく、製品となるエネルギーを脱炭素する技術を開発するのがEnergy Transformationの領域です。ただ、Energy Transformationで新しいエネルギーをつくっても、お客様のニーズに合致していなくては意味がない。独りよがりとなってしまい、誰のエネルギー問題も解決できません。Customer Centricでは、そのエネルギーをお客様自身の困りごとを解決するニーズに合致する形で提供したり、そのエネルギーを利用して、お客様のお客様への付加価値の源泉としていただいたり、あるいはお客様同士で取り引きできる市場をつくったり、さらにエネルギーにさまざまな付加価値を付けたりすることを、デジタル技術を活用して実現します。

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Corporateという領域がユニークに感じました。これは世の中の企業に対してではなく、JERAの社員に対しての領域ですか?

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Corporateという領域がユニークに感じました。これは世の中の企業に対してではなく、JERAの社員に対しての領域ですか?

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JERAの社員に対するものです。なぜなら彼らは、JERAの目指す世界を実現するために欠かせない大事な仲間だからです。Corporateの領域は、「社員のパフォーマンス発揮と、JERAで働くことの幸福度の向上が好循環となることを目指し、「社員がサイコーのパフォーマンスを出しやすくするために使えるオプション★を用意すること」です。

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JERAの社員に対するものです。なぜなら彼らは、JERAの目指す世界を実現するために欠かせない大事な仲間だからです。Corporateの領域は、「社員のパフォーマンス発揮と、JERAで働くことの幸福度の向上が好循環となることを目指し、「社員がサイコーのパフォーマンスを出しやすくするために使えるオプション★を用意すること」です。

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「サイコーのパフォーマンス」というのもユニークですね。

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JERA Venturesでは、Diversity &Inclusionに加え、誰もがフラットな立場で発言し、活躍でき、付加価値を創出できる文化をつくることが、今後のJERAの発展や生き残りのために必須だと考えています。均質な価値観のカルチャーで生み出されるソリューションでは、必要なイノベーションを起こすことや、変化の速い時代に対応していくことができません。 だからこそ、Well beingという観点で、JERAの従業員がさらにパフォーマンス発揮できるよう、効率化・能率向上ができるプログラムや、サイコーのパフォーマンス発揮を阻む要因をテクノロジーで解決できる技術・製品への投資を行っていきます。このような観点から、2023年9月には、女性固有の健康課題をテクノロジーで解決する「Femtech」領域のベンチャーキャピタルファンド「NEXTBLUE 2号ファンド」に出資しています。

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JERA Venturesでは、Diversity &Inclusionに加え、誰もがフラットな立場で発言し、活躍でき、付加価値を創出できる文化をつくることが、今後のJERAの発展や生き残りのために必須だと考えています。均質な価値観のカルチャーで生み出されるソリューションでは、必要なイノベーションを起こすことや、変化の速い時代に対応していくことができません。 だからこそ、Well beingという観点で、JERAの従業員がさらにパフォーマンス発揮できるよう、効率化・能率向上ができるプログラムや、サイコーのパフォーマンス発揮を阻む要因をテクノロジーで解決できる技術・製品への投資を行っていきます。このような観点から、2023年9月には、女性固有の健康課題をテクノロジーで解決する「Femtech」領域のベンチャーキャピタルファンド「NEXTBLUE 2号ファンド」に出資しています。

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Energy Transformationでは脱炭素技術をつくり、Customer CentricではEnergy Transformationでつくったエネルギーを届け、Corporateではそこで働く従業員を支える。そのような循環があるのですね?

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Energy Transformationでは脱炭素技術をつくり、Customer CentricではEnergy Transformationでつくったエネルギーを届け、Corporateではそこで働く従業員を支える。そのような循環があるのですね?

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もちろんそういった好循環を狙っています。最先端の製品とポジショニング、市場分析やお客様のニーズを汲み取る力、そして事業全体を支える従業員。このいずれが欠けても、事業も企業もうまくいかないと思います。我々の目指す世界は、その3つが揃って初めて辿り着けるのだと思います。

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もちろんそういった好循環を狙っています。最先端の製品とポジショニング、市場分析やお客様のニーズを汲み取る力、そして事業全体を支える従業員。このいずれが欠けても、事業も企業もうまくいかないと思います。我々の目指す世界は、その3つが揃って初めて辿り着けるのだと思います。

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投資の意思決定で重要なのは、


「遊び心」と「誠実さ」

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HPの中に「本気で世界を変えたい人のSandbox(遊び場)になる」というワードがありますが、ここに込めた想いとは?

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HPの中に「本気で世界を変えたい人のSandbox(遊び場)になる」というワードがありますが、ここに込めた想いとは?

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”Sandbox”を直訳すると「砂場」ですが、「あれこれつくってみる実験場」というニュアンスで使っています。この表現には、次の3つの想いを込めています。

①予定調和や既定路線ではなく、これまでにない新しい発想を試験的に実施する、試してみることができる場所

②自由な発想で、新しいアイデアにチャレンジ精神を持って取り組むことができる場所

③アイデアとアイデアがつながって、さらに新しいアイデアが生み出され、そこからさらに輪が広がる場所

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”Sandbox”を直訳すると「砂場」ですが、「あれこれつくってみる実験場」というニュアンスで使っています。この表現には、次の3つの想いを込めています。

①予定調和や既定路線ではなく、これまでにない新しい発想を試験的に実施する、試してみることができる場所

②自由な発想で、新しいアイデアにチャレンジ精神を持って取り組むことができる場所

③アイデアとアイデアがつながって、さらに新しいアイデアが生み出され、そこからさらに輪が広がる場所

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堅いイメージのある電力会社としては、かなり柔らかい表現ですね。

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「新しいことにチャレンジしていく」という強い決意の表れです。人間って、遊ぶ時は真剣に遊ぶんですよね。そして遊びだからこそ、「そんなことできるの?」というようなものにも挑戦できます。これって本当に大事なことで、これまでの延長線上を超えたチャレンジをしない先には飛躍はないのです。その自由な発想を活かしたい。これまで見たことがないものを創り出してみたい。そう思うのです。それが、JERAが生き残る原動力であり、必須の文化です。

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「新しいことにチャレンジしていく」という強い決意の表れです。人間って、遊ぶ時は真剣に遊ぶんですよね。そして遊びだからこそ、「そんなことできるの?」というようなものにも挑戦できます。これって本当に大事なことで、これまでの延長線上を超えたチャレンジをしない先には飛躍はないのです。その自由な発想を活かしたい。これまで見たことがないものを創り出してみたい。そう思うのです。それが、JERAが生き残る原動力であり、必須の文化です。

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電力会社の文化も変化を遂げる時だと。

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ただし、これまでの電力会社だってチャレンジの連続だったと思っています。1960年代に世界で初めて発電用のLNGを導入し、その後着実に燃料上流へ歩を進め、燃料トレーディングにも進出。そして、現在では発電会社からエネルギーバリューチェーンマネジメント会社へと変化してきています。僕らには、既に新しいことにチャレンジするDNAがあるんです。だから「それを思い出しましょうよ」と。「発揮しましょうよ」と。真剣に「あそぼーぜ」と。そして、「やるからには世界にインパクトを与える規模でやろうぜ」と思っています。

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ただし、これまでの電力会社だってチャレンジの連続だったと思っています。1960年代に世界で初めて発電用のLNGを導入し、その後着実に燃料上流へ歩を進め、燃料トレーディングにも進出。そして、現在では発電会社からエネルギーバリューチェーンマネジメント会社へと変化してきています。僕らには、既に新しいことにチャレンジするDNAがあるんです。だから「それを思い出しましょうよ」と。「発揮しましょうよ」と。真剣に「あそぼーぜ」と。そして、「やるからには世界にインパクトを与える規模でやろうぜ」と思っています。

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JERA Venturesでは、「誠実さ」も重要であるとしていますね。なぜこれを明文化したのですか?

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JERA Venturesでは、「誠実さ」も重要であるとしていますね。なぜこれを明文化したのですか?

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「誠実さ」は、JERA Venturesの活動の根幹に必要な概念です。JERA Venturesの活動では、先が見えない領域に飛び込んでいくのですが、この時に頼りになるのが、本気で目の前のことに取り組み、価値観を共有し、目指す世界の実現に向けて目を背けることなく進んでいく仲間です。このような環境下においては、仲間との信頼関係が特に重要になります。

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「誠実さ」は、JERA Venturesの活動の根幹に必要な概念です。JERA Venturesの活動では、先が見えない領域に飛び込んでいくのですが、この時に頼りになるのが、本気で目の前のことに取り組み、価値観を共有し、目指す世界の実現に向けて目を背けることなく進んでいく仲間です。このような環境下においては、仲間との信頼関係が特に重要になります。

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リスクも大きいからこそ、信頼関係は大切ですね。

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その信頼関係を築くために必要なのは、私たち自身が、自分自身と仲間や社会に対して誠実であることです。具体的には、JERA Venturesで大事にしている価値観として「①まだ知らないことを過度に恐れない」「②しかし徹底的に考え抜く」「③建設的な議論をする」「④仲間の意見を尊重する」の4つを定め、仲間を信頼し、誠実に活動していくことを方針としています。

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その信頼関係を築くために必要なのは、私たち自身が、自分自身と仲間や社会に対して誠実であることです。具体的には、JERA Venturesで大事にしている価値観として「①まだ知らないことを過度に恐れない」「②しかし徹底的に考え抜く」「③建設的な議論をする」「④仲間の意見を尊重する」の4つを定め、仲間を信頼し、誠実に活動していくことを方針としています。

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とてもエモーショナルに聞こえますが、投資の意思決定はどのようにされていますか?

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とてもエモーショナルに聞こえますが、投資の意思決定はどのようにされていますか?

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ガバナンスはきちんと構築しています。意思決定において、スタートアップのCEOと意気投合したからといって、本来言うべきことを言わずに投資していくということは決してあってはなりませんからね。

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ガバナンスはきちんと構築しています。意思決定において、スタートアップのCEOと意気投合したからといって、本来言うべきことを言わずに投資していくということは決してあってはなりませんからね。

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しかしスタートアップの可能性を見極めるのは難しそうですね。

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一般的に事業投資とは、儲かる仕組みをつくり、その仕組みの蓋然性がどれだけ高いかを積み上げていくものです。スタートアップなどの新しい領域はわからないことが多く、匙加減も難しいです。これまでの延長線上にないシナジーを生み出しつつ、それでいて規律をもって投資を行っていくためには、やはり「遊び心」と「誠実さ」の双方が大切なんだと思っています。

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一般的に事業投資とは、儲かる仕組みをつくり、その仕組みの蓋然性がどれだけ高いかを積み上げていくものです。スタートアップなどの新しい領域はわからないことが多く、匙加減も難しいです。これまでの延長線上にないシナジーを生み出しつつ、それでいて規律をもって投資を行っていくためには、やはり「遊び心」と「誠実さ」の双方が大切なんだと思っています。

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本気で世界を変えたいなら


JERA Venturesへ

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これからどんな仲間に集まってほしいですか?

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本気で世界を変えようとしていることに共感してくれる人。そして、我々のチャレンジは並大抵のものではないので、これを面白く感じてくれる人がいいですね。自分の前には道がなく、自分の後ろに道ができる。そういうことを楽しめる人がよいです。また、JERA VenturesはSandbox(遊び場)であり、砂場で遊んでいる子どもたちのように、社内だけでなく、スタートアップ企業やさまざまな社外の仲間同士で勝手につながって、さらに新しいものを創り出すようなケミストリーを実現したいと思います。

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本気で世界を変えようとしていることに共感してくれる人。そして、我々のチャレンジは並大抵のものではないので、これを面白く感じてくれる人がいいですね。自分の前には道がなく、自分の後ろに道ができる。そういうことを楽しめる人がよいです。また、JERA VenturesはSandbox(遊び場)であり、砂場で遊んでいる子どもたちのように、社内だけでなく、スタートアップ企業やさまざまな社外の仲間同士で勝手につながって、さらに新しいものを創り出すようなケミストリーを実現したいと思います。

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今後の展望はいかがでしょうか?

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現在、いくつかの技術について具体的に投資評価や実証の準備を進めている案件があります。JERAの戦略本流に合致する水素・アンモニア技術や、世界があっと驚くようなゲームチェンジャー技術についても、そう遠くない未来に披露できるかもしれません。

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現在、いくつかの技術について具体的に投資評価や実証の準備を進めている案件があります。JERAの戦略本流に合致する水素・アンモニア技術や、世界があっと驚くようなゲームチェンジャー技術についても、そう遠くない未来に披露できるかもしれません。

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JERAの戦略の本流である水素やアンモニア燃料の導入とは違ったアプローチにも投資するということですね。

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JERAの戦略の本流である水素やアンモニア燃料の導入とは違ったアプローチにも投資するということですね。

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そうですね。JERAの戦略実現に必要なミッシングピースとなっている技術を探すことももちろん重要なのですが、戦略本流に対抗できるような技術への「逆張り」ができるのも、CVCならではだと思っています。もちろん「脱炭素」、そして「目指す世界を実現する」という大きな目的はJERAと同じですから。

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そうですね。JERAの戦略実現に必要なミッシングピースとなっている技術を探すことももちろん重要なのですが、戦略本流に対抗できるような技術への「逆張り」ができるのも、CVCならではだと思っています。もちろん「脱炭素」、そして「目指す世界を実現する」という大きな目的はJERAと同じですから。

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最後にメッセージをお願いします。

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脱炭素は一朝一夕にはできません。我々だけでもできません。スタートアップの皆さんとの協業が必要です。どうせやるなら、世界にインパクトを与えることをやりませんか? 一緒に、誰もがクリーンエネルギーを利用して、未来を創り出すことに意欲を燃やしている世界を創り出しませんか? 私たちは本気で世界を変える人たちのSandboxになります。もし、あなたが本気で世界を変えたいのなら、ぜひJERA Venturesの扉をノックしてください。お待ちしています。

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脱炭素は一朝一夕にはできません。我々だけでもできません。スタートアップの皆さんとの協業が必要です。どうせやるなら、世界にインパクトを与えることをやりませんか? 一緒に、誰もがクリーンエネルギーを利用して、未来を創り出すことに意欲を燃やしている世界を創り出しませんか? 私たちは本気で世界を変える人たちのSandboxになります。もし、あなたが本気で世界を変えたいのなら、ぜひJERA Venturesの扉をノックしてください。お待ちしています。

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PROFILE

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大山 謙介マネージングパートナー JERAベンチャーズ

東京都出身
約25年間のエネルギー関係投資・M&A経験を持つ商務スペシャリスト。東京電力、アクセンチュア、GCAを経て2019年にJERAへ入社。財務開発室長として、2021年のベルギー洋上風力企業Parkwind社とのM&Aをはじめとした戦略案件のM&A実務をリード。 2023年から現職。革新的なテクノロジーやビジネスモデルを通じて、明日を1ミリでもよくしたいとの思いを実現するために、スタートアップ企業等との共創を通じた新しい未来を目指している。

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