「(仮称)袖ケ浦火力発電所新1~3号機建設計画 計画段階環境配慮書」の送付および縦覧の開始について2025/11/04
株式会社JERAは、将来の電力供給などの事業環境を踏まえて、(仮称)袖ケ浦火力発電所新1~3号機の新設を計画しております。本日、環境影響評価法に基づき、「(仮称)袖ケ浦火力発電所新1~3号機建設計画 計画段階環境配慮書※1」(以下、「配慮書」)を、経済産業大臣、千葉県知事、袖ケ浦市長、市原市長および木更津市長へ送付いたしました。
当社は、高経年化した火力発電設備を最新鋭の火力発電設備にリプレースすることを通じて、長期的な国内の電力安定供給の確保と脱炭素社会の実現に貢献していくこととしており、袖ケ浦火力発電所の既設1~4号機の段階的な廃止・撤去と新1~3号機の新設を計画しております。新1~3号機には、最新の高効率コンバインドサイクル発電方式(発電端熱効率約64%※2)を採用することで、二酸化炭素の排出削減に努める計画としております。また、本計画を実施した場合のばい煙や温排水等による環境負荷は、既設の運転時と比較して低減する見込みです。
配慮書は、事業の計画段階において、環境保全のために配慮すべき事項について検討した結果を取りまとめたもので、11月5日から関係する行政機関において縦覧するとともに、当社ホームページにて公表いたします。
配慮書について、環境の保全の見地からご意見をお持ちの方は、各縦覧場所にある意見箱への投函、または当社宛の郵送にて、ご意見をお寄せください。
当社は、引き続き、経済産業省をはじめとした関係各所のご指導や、地域の皆さまのご意見を賜りながら、環境影響評価法に基づく手続きを進めてまいります。
※1 環境影響評価法に基づく全4段階の手続きのうち、1段階目に該当
※2 熱効率は低位発熱量基準による
<資料1> 袖ケ浦火力発電所のリプレース計画概要
<資料2> (仮称)袖ケ浦火力発電所新1~3号機建設計画 計画段階環境配慮書の縦覧について