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米国における低炭素アンモニア製造プロジェクト「Blue Point」の最終投資決定について2025/04/09

 株式会社JERAは、このたび、CF Industriesおよび三井物産株式会社とともに、米国ルイジアナ州における低炭素アンモニアの製造プロジェクト「Blue Point」(以下「本プロジェクト」)の最終投資決定を行いましたので、お知らせします。

 

 当社は、2024年にCF Industries との間で、低炭素アンモニア製造事業の共同開発契約を締結し(2024年4月18日お知らせ済み)、投資決定に向けた検討を進めてきました。

 

 本プロジェクトは、米国ルイジアナ州において、世界最大規模となる生産能力年間約140万トンの低炭素アンモニア製造拠点を開発するもので、天然ガスを原料としてアンモニアを製造し、製造過程で発生したCO2は回収し、輸送・貯留します。総事業費は約40億米ドル(約6,000億円)で、当社は35%を出資するとともに、出資者としてアンモニアを引き取り、欧州やアジア等に向けて広く供給していく予定です。なお、生産開始時期は2029年(予定)です。

 

 当社は「JERAゼロエミッション2050」を掲げ、2050年に国内外の当社事業から排出されるCO2の実質ゼロを目指し、再生可能エネルギーの拡大とともに、ゼロエミッション火力に取り組んでいます。
 今後とも、国内外の有力企業とも連携しながら、低炭素水素・アンモニアのサプライチェーンの構築、拡大に取り組むことで、グローバルな脱炭素化とエネルギー問題の解決に貢献してまいります。

 


■プロジェクト概要

プロジェクト名

Blue Point

アンモニア種別

ブルーアンモニア

生産能力

年間約140万トン

生産開始時期

2029年(予定)

総事業費

約40億米ドル(約6,000億円)

出資者

CF Industries(40%)、株式会社JERA(35%)、三井物産株式会社(25%)

所在地

米国ルイジアナ州アセンション郡

 

 

■セレモニーの様子

左から可児行夫 株式会社JERA代表取締役会長Global CEO、Tony Will CF Industries President & CEO、古谷卓志 三井物産株式会社専務執行役員