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企業のGX加速に向けたJERA Crossの事業開始等について2024/05/27

 株式会社JERAは、エネルギーとデジタル、事業変革力を組み合わせ、企業のGX(グリーントランスフォーメーション)加速を目指す「JERA Cross」を設立し、6月1日より、本格的に事業を開始しますのでお知らせします。JERA Crossは、McKinsey & Company(以下、「マッキンゼー」)との間で、JERA Crossによる企業のGX推進に向けた脱炭素ソリューション提供にマッキンゼーが協力する契約を締結しております

          

 当社は、世界のエネルギー問題に最先端のソリューションを提供するというミッションを掲げています。脱炭素社会を実現することは世界中の重要課題である中で、日本においてもクリーンなエネルギーを中心とした脱炭素社会への転換が必要となっており、企業のGX推進には、脱炭素化に向けた事業変革とエネルギー転換の実行力が必要となります。

 

JERA Crossは、当社が有するエネルギー領域におけるノウハウやデジタル技術を用いた再生可能エネルギー等の需給運用・販売機能を活用し、経営側から実行側まで一気通貫の脱炭素ソリューションを提供します。これは、企業のサステナビリティ変革を推進し、脱炭素化に向けた計画を加速させる新たなソリューションであり、マッキンゼーが有するグリーンビジネス構築に関する専門知識と企業変革にかかわる多数の実績を活かしたものです。

脱炭素社会の実現に向けて、JERA Crossはお客さまのGXに向けた将来像の設計や戦略の策定、電力の脱炭素化に必要な再生可能エネルギー等の開発・供給まで一気通貫で支援するとともに、24時間365CO2を排出しない電力の安定供給などを通じて、お客さまの課題解決と事業変革、CO2排出削減に貢献してまいります。

 

JERACSOである多和 淳也は、「GXには、消費するエネルギーをどのように脱炭素化するかという技術的課題と、脱炭素化をどのように企業戦略に結び付けるかという戦略的課題があります。JERA Crossは、これら二つの課題を同時解決し、お客さまのGXに関するJourneyを共に歩むパートナーでありたいと思います。」と述べています。

 

また、マッキンゼーの日本代表である岩谷 直幸は、「企業がエネルギー転換を加速するには、直ちに対策を講じる必要があると考えています。マッキンゼーは、JERAJERA Crossに代表されるような気候変動対策に取り組む事業や変革をご支援することで、企業として、国としての持続可能で包摂的な成長の実現をサポートします。」と述べています。

 

JERA Crossは、エネルギーとデジタル、事業変革力を組み合わせ、お客さまと脱炭素ソリューションを共創しながらお客さまの企業価値向上を実現するとともに、脱炭素社会実現における中心的な存在となれるよう取り組んでまいります。

 

McKinsey & Company概要】

マッキンゼーは、クライアントがサステナブルかつインクルーシブな成長の実現を支援することを使命とする、グローバル経営コンサルティングファームです。マッキンゼーは、世界65カ国、130以上の都市に拠点を置き、民間、公共、社会セクターを問わず、クライアントに対して大胆な戦略の策定、働き方の変革、価値を生み出すテクノロジーの導入、能力構築などに関して支援を提供しています。マッキンゼーについての詳細は、こちらの企業サイトでご覧いただけます。

マッキンゼーに関するお問い合わせについては、マッキンゼー広報(JNO-ER@mckinsey.com)までお願いいたします。

【JERA Cross概要】

会社名

株式会社JERA Cross

出資者

株式会社JERA:100%

所在地

東京都中央区日本橋2丁目5番1号 日本橋髙島屋三井ビルディング25階

事業内容

GX事業支援サービス、電力の脱炭素化ソリューションの提供

ホームページ

https://www.jera-cross.com/ja/

 

経済産業省の「電力の小売営業に関する指針」に従い、需要電力量の100%について、CO2ゼロエミッション電源を電源構成とし、及び非化石証書の使用による環境価値をともに供給することを意味する。