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「2035年ビジョン実現に向けたJERA成長戦略」「2035年までに目指す収支水準・財務戦略」について2024/05/16

 株式会社JERAは、本日、「2035年ビジョン実現に向けたJERA成長戦略」および「2035年までに目指す収支水準・財務戦略」を策定しましたので、お知らせいたします。

 

 世界のエネルギー問題は、「安定供給を維持しながら(Stability)、手ごろな価格でお届けし(Affordability)、脱炭素社会への移行(Sustainability)」を同時達成することです。しかしながら、これらの問題に対し、世界各国・地域に一律に適用できる解決策(ソリューション)はありません。

 

 JERAは、これらを解決するための戦略として、「LNG」、「再生可能エネルギー」、「水素アンモニア」の3つを戦略的事業領域とします。同時に、「事業開発」、「最適化」、「O&M」と機能別に組織を分割し、独立した専門家集団をグローバルに形成して卓越化し、拠点間・機能間で協業することでシナジーを創出します。
 3つの専門家集団が、グローバルスケールで3つの事業を組み合わせ、各国・地域の地理的・経済的な個性に合った最先端のソリューションを提供する。これが、世界中のどのエネルギー企業も持ち合わせていない、JERAの差別化ポイントです。

 

    成長戦略の実現に応じた2035年度までに目指す規模は、以下のとおりです。

当期利益

3,500億円

投資キャッシュフロー

累計5兆円(2024~2035年度)

LNG

取扱量:3,500万トン以上

再生可能エネルギー

開発容量:2,000万kW1

水素アンモニア

取扱量:700万トン程度2(アンモニア換算量)

  ※1 市場環境を見極めながら質の高い案件への規律ある投資判断を前提
  ※2 本取り組みは、政策等の前提条件を踏まえて段階的に詳細化。前提が大幅に変更される場合は見直しを行う

 

 当社は、成長戦略の実現に向け、あらゆるステークホルダーのみなさまと手を携えながら、難局化するエネルギー問題に果敢に挑戦し、社会のみなさまと成長・発展してまいります。
 

添付資料:「2035年ビジョン実現に向けたJERA成長戦略」、「2035年までに目指す収支水準・財務戦略」[PDF: 2.06 MB]