JERAとウエストHDの業務提携に関する基本合意について2022/02/02
株式会社JERA(以下「JERA」)と株式会社ウエストホールディングス(以下「ウエストHD」)は、本日、国内における太陽光発電の開発等に関する業務提携について基本合意しましたのでお知らせします。
2050年の脱炭素社会実現に向けてエネルギーの脱炭素化が求められる中、技術的に確立され、工期が短い太陽光発電は、わが国において、短期的に再生可能エネルギーの導入量を拡大できる有力な選択肢として期待されています。
JERAとウエストHDは、エネルギーに関するそれぞれの強みを持ち寄ることで、国内における太陽光発電の開発を加速させ、両社の再生可能エネルギー事業の成長と、脱炭素社会の実現への貢献を目的に、業務提携することで基本合意しました。
このたびの基本合意に基づき、両社は、本年3月末頃の最終合意を目指し、次に掲げる内容について具体的な協議を進めます。
- 国内の新規地点およびJERAの発電所跡地において、ウエストHDがJERA向けに太陽光発電プロジェクトの優先開発を行うこと(今後5年間程度で計100万kW以上の見込み)
- JERAによるウエストHDへの資本参画
- 両社間での太陽光発電を始めとした電力の融通
- 海外を含めた両社による第三者向けの太陽光発電事業機会の創出
なお、本基本合意に定める規模のプロジェクト開発が実現すれば、JERAは国内でも大規模な太陽光発電事業者となる見込みです。
JERAは2025年に向けて、再生可能エネルギーのグローバルリーダーを目指すビジョンを掲げ、再生可能エネルギープロジェクトの開発に積極的に取り組んでいます。今後、2025年の再生可能エネルギー開発目標500万kWの上積みも視野に、引き続き、国内外において様々な企業と連携しながら、再生可能エネルギーの普及拡大に努め、「JERAゼロエミッション2050」の実現に挑戦します。
ウエストHDも、2025年に向けて、「ウエストグループのカーボンニュートラルビジョン2025」をスタートし、社会全体のCO2排出量削減に取り組んでおります。ウエストグループが開発・建設・販売する太陽光発電所、ウエストグループが保有する太陽光発電所、メガソーラー再生事業、ASEAN 諸国での太陽光発電所の開発・
建設などを中心として、国内外で200万kWの再生可能エネルギー電源の普及に貢献します。今回のJERAとの取り組みで、さらなる上積みを目指します。
参考:本業務提携を通じた開発容量の推移見通し(万kW)