台湾苗栗県における洋上風力発電プロジェクト「フォルモサ1」の完工について2019/11/12
株式会社JERAは、事業参画する台湾苗栗県における洋上風力発電プロジェクト「フォルモサ1」のタービン据付工事が10月に完了したことを受け、事業パートナーとともに、本日、現地にて完工式典を執り行いました。
完工式典では、台湾の蔡英文総統を始めとする政府関係者や事業パートナーが出席し、台湾初の商用洋上風力発電所であるフォルモサ1の完工を祝うとともに、今後の安全・安定運転を祈念しました。
フォルモサ1では、2017年4月に先行して運転を開始した第1フェーズ(8,000kW)に続き、2018年6月から、第2フェーズとして120,000kWの大規模洋上風力発電の建設が行われてきました。
当社は2019年2月に事業参画して以降、事業会社への社員の派遣等を通じて、プロジェクトの確実な立ち上げに貢献するとともに、建設中の洋上風力発電における知見の獲得に努めてまいりました。
今後は、フォルモサ1では、安定運転を通じて、参画予定の別の洋上風力発電プロジェクト「フォルモサ2」では、建設初期段階から関わることによって、さらなる経験を積むとともに、再生可能エネルギーの普及に努めます。
当社は、日本と自然条件の類似した台湾において、開発段階の異なるプロジェクトに同時並行的に参画することで、国内外において、大規模洋上風力発電を主体的に開発できる体制構築を目指してまいります。
(参考)台湾における洋上風力発電事業概要
※フォルモサ2の出資比率は権益取得後の出資比率