日本最大の発電会社として、
脱炭素社会の実現に挑むJERA。
私たちは、勝利のために日々挑戦し続ける
セントラル・リーグの応援に
エネルギーを注いでいます。
JERAセ・リーグCHALLENGEでは球団や、
みなさまにもご協力いただき、
サーキュラーエコノミーの実現に向け
ペットボトルのアップサイクル活動に
取り組みました。
ご協力いただいたみなさま、
ありがとうございました!
についてはこちら
2023 年度は
以上の方に
ご協力いただき
の
ペットボトルを回収できました!
回収に協力いただいたペットボトルは
アップサイクルによって新たなアイテムに
生まれ変わりました
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風呂敷(青海波と風車)
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風呂敷(家紋風)
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オリジナルエコバッグ
回収したペットボトルは繊維に加工し、本来捨てられるはずだったものから、
新たなアイテム作りにつなげる“アップサイクル”に活用させていただきました。これにより97,947本の杉の木が一日に吸収する量と同等のCO2の排出削減につながりました。
これからもJERAは、できることから着実に、
持続可能な未来に向けて活動を続けていきます。
温室効果ガス削減貢献量について
経済産業省「温室効果ガス削減貢献量定量化ガイドライン」を参考に、シナリオ評価に基づくインベントリ分析を行います。
経済産業省「温室効果ガス削減貢献量定量化ガイドライン」2018年3月より
削減貢献量の定義
温室効果ガス削減に資する環境性能が優れた製品・サービス等が提供されることにより、それに代わる製品・サービス等が提供される場合(ベースラインシナリオ)と比べた温室効果ガス排出削減・抑制への貢献分をライフサイクルでの比較により定量化したもの
活用場面
・組織が、自らが製造又は供給する製品・サービス等の削減貢献量を定量化し、対外的にコミュニケーションを行う。
・ 組織が提供する製品・サービス等の削減貢献量を集計することで、組織単位で削減貢献量を定量化し、対外的にコミュニケーションを行う。
・ 対外的コミュニケーションには、低炭素社会実行計画の実績報告書、CSR報告書、製品カタログ等を通じた、ステークホルダー(政府・株主・消費者等)への主張等が挙げられる。
評価対象の設定
評価対象
●使用済ペットボトルから作るリサイクル繊維を使用したノベルティ(エコバッグ・風呂敷)
・球場及び球場周辺から回収した使用済みペットボトルを原料として製造したペレット、及び外部から購入する再生樹脂ペレットを原材料とする
・エコバッグ1個、風呂敷1個
ベースラインシナリオ
●ポリエステル繊維を使用したノベルティ(エコバッグ・風呂敷)
・一般的なエコバッグ・風呂敷として上記を設定
・エコバッグ1個、風呂敷1個
定量化の範囲・内容
●ノベルティの原材料調達、生産、出荷までの製品ライフサイクルの一部を対象範囲とする
(各工程における廃棄物及びプリント用のインクについては、データ収集困難であり全体の排出量への影響も小さいと考えられるため算定除外とする。)
●エコバッグ、風呂敷ぞれぞれ1個あたりの削減貢献量を算定
●温室効果ガスは7ガス(CO2,CH4,N2O,HFCs,PFCs, SF6, NF3)を対象とする
(全てCO2換算値(CO2e)で把握する)
前提条件
●評価対象はノベルティの原材料となる使用済ペットボトルの破砕工場である㈲村田運輸サービス、再生ペレット製造工場、繊維工場である高安㈱、紡績工場である聖天㈱、織物工場である小森㈱、仕上げ工場である艶栄工工場㈱、プリント工場である東京ネオプリント、縫製工場であるソーイング竹内へのヒアリング結果を基に算定*。ベースラインには排出原単位データベースを使用
●評価対象の原材料である使用済ペットボトルは通常であれば廃棄されるものであるため、CO2排出ゼロと整理する。再生樹脂ペレットについては、IDEAv2.3の「再生PETフレーク」の原単位を使用
●排出原単位データベースには国内のデータベースであるIDEAv2.3を使用する。電力の排出係数は「電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)-R4年度実績-」を使用する。
●輸送はエコリーフPCR PA-165000-BB-03「リサイクルプラスチック成形製品【第三版】」及びPA-821000-AN-05「タイルカーペット」」のシナリオを採用し算定
●削減貢献量は四捨五入し整数で表記する(計算過程では端数処理は行わない)
*排出量算定結果は算定時のヒアリングに基づいており、ヒアリング内容から変動がある場合には排出量も変動する可能性があります
使用データベースの説明
●IDEAv2_日本語版_v2.3データベース
IDEAは産業技術総合研究所、産業管理協会によって共同開発された、日本のLCIデータ、統計情報をもとに日本の全産業を可能な限り細かい解像度でモデル化することを目的として開発・編纂された純国産のLCIデータベース日本標準商品分類を基にした3800以上のプロセスを網羅
温室効果ガス排出量、削減貢献量
(製品・サービス等単位)
プロセス(工程) |
ベースラインバージン材から製造した エコバッグ (g-CO2e/個) |
評価対象使用済ペットボトルを再資源化し 製造したエコバッグ (g-CO2e/個) |
---|---|---|
原材料調達 | 688 | 241 |
生産 | 1231 | 1231 |
出荷 | 152 | 152 |
合計 | 2071 | 1624 |
排出削減量 447
削減率 22%
排出削減量=削減貢献量(エコバッグ1個あたり)=ベースライン排出量-評価対象排出量=2,071-1,624=447g-CO2e/個
プロセス(工程) |
ベースラインバージン材から製造した 風呂敷 (g-CO2e/個) |
評価対象使用済ペットボトルを再資源化し 製造した風呂敷 (g-CO2e/個) |
---|---|---|
原材料調達 | 1085 | 378 |
生産 | 809 | 809 |
出荷 | 152 | 152 |
合計 | 2046 | 1339 |
排出削減量 447
削減率 22%
排出削減量=削減貢献量(風呂敷1個あたり)=ベースライン排出量-評価対象排出量= 2,046-1,339= 707 g-CO2e/個
削減貢献量(組織単位)
普及量の把握
及量のデータ入手が難しい場合、生産量や出荷量を用いることが考えられる
総出荷量を普及量とした場合、以下のように計算できる
=削減貢献量(製品・サービス等単位)×普及量
=エコバッグ(447g-CO2e/個×6,240個)+風呂敷(707g-CO2e/個×1,320個)
=2,789kg-CO2e +933kg-CO2e
=3,722㎏-CO2e
活動の様子はこちらからチェック!
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6球団のファンクラブ会員を対象に、各球団の関連地域の町や浜辺等の清掃活動を実施しました。
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球場周辺にブースを設置し、ペットボトルを回収しました。回収したペットボトルは
アップサイクルによって新たなアイテムに生まれ変わります。 -
次世代を担う子どもたちに環境・エネルギーに関する授業や、
選手・コーチによる野球教室を実施しました。
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