セ・リーグの球団とJERAが協力し、地域の未来を担う小学生に、環境について考えるきっかけとスポーツが与える感動を伝える「JERA セ・リーグ CHALLENGE 次世代支援 プロジェクト」。2024年11月29日、今回の舞台は、東京都の足立区立西新井小学校。東京ヤクルトスワローズの選手やDJケチャップさんとともに、5年生の児童たちに特別教室を開催しました!
地球の未来について、子どもたちも
しっかり考え、行動している!
明治6年に足立区で最初の公立小学校として誕生した「第一大区・第五中学区四番公立小学・新井学校」を前身に、昭和4年に創立した西新井小学校。「主体的な学びがある学校」づくりに取り組み、今年で95周年を迎えました。そんな歴史ある小学校で、これからのエネルギーの未来について考えました。
まずは、JERAの社員が先生となって児童たちに環境やエネルギーの今と未来について伝える「環境教室」。5年生全3クラス、約80名が集まって行われる普段とは違う授業に、児童たちはそわそわドキドキ!司会のDJケチャップさんが児童たちを盛り上げテンションが高まったところでスペシャルゲスト、東京ヤクルトスワローズの中村悠平選手と木澤尚文投手が登場!プロ野球選手を目の前に、男の子も女の子も大興奮!拍手喝采のなか、両選手も児童たちに混じって席につき、環境について学びました。
ここからのメインパーソナリティはJERA。特製のテキストを使いながら、地球の温度が上がり続けることを「地球温暖化」ということ、その原因が温室効果ガスである「二酸化炭素(CO2)」であること、このまま温暖化が進むとこれまで通りに暮らせなくなってしまうことなど、JERAの社員の説明を真剣に聞き、学んでいく児童たち。
「みんなはどうすれば温暖化を抑えられると思う?」と児童たちに問いかけると児童たちからはこんな答えが。
「エアコンを使いすぎない!」
「使っていない電気は消す!」
「買い物にはマイバッグを持っていく!」などなど
暮らしの中で一人ひとりができる取り組みをしっかり理解していて、その場にいた大人たちもびっくり。学校の授業で学んでいるのはもちろん、きっと子どもたちは、家族や身近な大人たちのこうした行動や話をしっかり見聞きして、自分たちなりに地球の未来について考え、行動しているのだと、とても感心しました。
そんな児童たちの声を受けて木澤投手が「僕も自動車での移動を控えて、電車で移動するようにします!」と宣言。しかしDJケチャップさんから「ホントに〜?」とつっこまれてたじろぐ木澤投手に、教室は笑いに包まれました。
そして最後に、JERAが「CO2を出さない火力発電」に挑戦していることを紹介。火力発電に使う燃料を、「アンモニア・水素」に変えることでCO2が出なくなることを説明すると「へぇー!」と驚きながら、テキストにメモを取る児童たち。この取り組みに期待してくれる児童たちのためにも絶対に実現しなければ、と私たちも気が引き締まる思いでした。
WBCのあの名シーンの再現に、
子どもも大人も大興奮!
続く「野球教室」では中村選手と木澤投手からキャッチボールとバッティングを教わりました。中村選手は、2023年のWBC決勝の舞台でドジャース・大谷翔平投手とバッテリーを組んだキャッチャー。一方、木澤投手も150キロを超える速球が持ち味のピッチャー。そんな2人の正確なキャッチボール&パワフルなバッティングのデモンストレーションに、児童たちは大興奮。木澤投手から投球の指導を受け、児童たちが、中村選手のミットをめがけてボールを投げました。投球の後には、WBCでの優勝の瞬間を再現するように中村選手と児童が抱き合うシーンも!
さて、実際に児童たちがキャッチボール&バッティングに挑戦してみると、あちこちから「ごめーん!変なとこ投げちゃったー!」「取るのむずかしー!」「空振りしちゃったー!」との声が。しかし、両選手がそんな子たちにアドバイスをして回ると、徐々に上手に投げたり打ったりできるように!見ているこちらが、「プロの的確な指示ってすごい!」と感じてしまいました。
「野球教室」が終わると、中村選手と木澤投手が何やら大きな段ボールを抱えてやってきました。中には児童たちへのプレゼントの球団キャップが!両選手から受け取って、満面の笑顔でさっそくかぶる児童たち。「今日の思い出とともに、大切にしてもらえたらうれしいです」と球団の方は話します。閉会式を終え、最後にみんなで記念撮影をパシャリ!
児童たちに特別教室を振り返って感想を聞くと「JERAが発電の会社だって覚えたよ!」「CO2を出さないためにえーっとなんだっけ、そうだ!アンモニアを使うんだよね!」「中村選手と木澤投手に教えてもらって野球が好きになりました!」「もらった帽子をかぶって2人の応援に行きます!」と、しっかり学んで、たっぷり楽しんでもらえた様子。この子どもたちの笑顔が、何よりの私たちのエネルギーです!
その後、改めて中村選手と木澤投手にお話を伺いました。
「僕自身、JERAの取り組みについて詳しく知ることができました。それだけいっしょに勉強もできて、また、野球を通じて、身体を動かしながらいっしょに成長していける、すごく良い取り組みだなと思いました」(中村選手)
「環境問題について、子どもたちがどれだけ興味を持って、これから問題と向き合ってくれるかが大切。野球にしても、環境問題にしても、興味を持つような取り組みをわれわれ大人ができればと思います」(木澤投手)
「CO2を出さない火力発電を実現する」。子どもたちと約束したこの挑戦に、いまJERAは全力で取り組んでいます。いつまでも誰もが豊かに暮らせる社会にするために。これからもJERAは発電の脱炭素化を進めていきます。引き続き、皆さまのご協力、よろしくお願いいたします!
大きな夢に向かって、ひとつずつ。
これからもJERAは、できることから着実に、 クリーンな未来に向けて活動を続けていきます。