セ・リーグの球団とファン、そしてJERAが協力し、街の清掃活動を行う「JERA セ・リーグ CHALLENGE シティクリーン プロジェクト」。2024年9月7日、東京ヤクルトスワローズの本拠地・明治神宮野球場の周辺にて、ヤクルトファンの皆さまとともにゴミ拾いを実施しました!
“緑ユニ”で真夏のシティクリーン
イチョウ並木にはゴミがない?!
朝早い時間、ランニングや散歩の人が行き交う明治神宮外苑のイチョウ並木。気持ちの良い木陰を抜けて、参加者が集合場所に続々とやってきます。この日の東京は最高気温35度。スタート前から汗ばむ暑さです!
受付で配られる参加特典のユニホームは、今年の「TOKYO燕パワー」デザイン。東京ヤクルトスワローズにとって、緑は夏のイベント試合を象徴する特別なカラーです。受付を終えた方々がさっそく袖を通す中、「“燕パワーグリーン”がうれしい!」と喜びの声も聞こえてきました。
東京ヤクルトスワローズのオフィシャルダンスチームPassionのリーダー・RUNAさんのMCによる開会式からいよいよスタート。今回、スペシャルゲストとして2名の球団OBが登場し、現場のワクワク感もMAXに!現役時代をヤクルトで始め、途中にメジャーなどへ挑戦しながら、最後もヤクルトで終えた五十嵐亮太さんと、ムードメーカーで誰からも愛される坂口智隆さんの2人が、順に挨拶をしていきます。
「現役時代の練習場だったグラウンドから、毎日のようにこの並木道を見てきました。思い入れのある景色を、みんなの手で大切に守っていきたいです。今日はがんばろう!」と、熱いメッセージで参加者の気持ちを掴む五十嵐さん。坂口さんは、「このあたりは掃除前からゴミが少なそうです」と笑いも交えながら、「だからこそ、ひとつも見落とさないように気合い入れてこう!」と鼓舞しました。
参加者の気持ちが盛り上がったところで、いよいよゴミ拾い開始!道路を挟んで2つの班に分かれ、軟式グラウンドの前から、それぞれ青山一丁目駅と外苑前駅を目指して進みます。神宮外苑のイチョウ並木は、メディアにもたびたび掲載される有名スポット。「この並木の景色を生で見るのが楽しみだった!」という遠方からの参加者も。
「ゴミ拾いするぞ!」という全員のやる気に反して、かなり綺麗に見えるイチョウ並木の歩道。まだ時期的に少ない落ち葉をかき分けてみると、小さなお菓子のゴミやタバコの吸い殻が出てきました。そして、車道側にはポイ捨てされたペットボトルや缶、お弁当などもちらほら。乾電池やイヤホンを見つけた方もいました。美しさが保たれているように見えても、よく探すとまだまだ拾えるゴミがありそうです。
五十嵐さん・坂口さんともに参加したファンの皆さんと積極的に会話を繰り広げる盛り上げ上手な一面をご披露!
坂口さんは、「ここにゴミがあるぞー!まだゴミ拾えてないヤツおるかー?」「後ろの人たちの分も残しておかなあかんか」など、班の全員を巻き込むように声をかけていました。
並木道の中盤までさしかかったところで、五十嵐さんが植え込みに捨てられた大きなマットを発見!「これは大物だ!回収しよう!」と、お子さんたちと協力して拾い上げました。
Passionのメンバーも終始笑顔で場を明るくします。
「私たちはファンの方と間近で触れ合う機会がほとんどないので、こういう活動は新鮮で楽しいです!」(JUNAさん)
東京ヤクルトスワローズ未来会議も!
スペシャルゲストとのふれあいタイム
目標地点までゴミ拾いをしたら折り返し。帰り道はスペシャルゲストと参加者のふれあいタイムになりました。
五十嵐さんが「ヤクルトがもっと強くなるにはどうしたらいいと思う?」と問いかけると、「ピッチャー陣の強化!」など、熱のこもった意見が次々と返ってきて、その様子はまるで「東京ヤクルトスワローズ未来会議」のよう。一方、坂口さんはゴミ拾いに余念がありません。会話を楽しみながらも「塵1つ残さないで帰るでー!」と周囲に目を光らせます。
また、Passionメンバーと話せるのも滅多にない貴重な機会。「ダンスを習いたい!」というお子さんに、「Passion目指してがんばってね!」とエールが送られるシーンも。参加者の皆さん一人ひとりが、シティクリーンにそれぞれの楽しみ方を見出してくださっているのが伝わってきます。
今回参加したお子さんたちは、「ゴミ拾いに参加するのははじめて」や「学校でしかやったことはない」という子が多いようでした。
保護者の方からはこんなコメントも。
「海外に住んでいた頃は、みんなで地域のゴミ拾いをすることがよくありました。日本に帰ってきてからはあまりそういう機会がなかったので、ぜひ参加したいと思っていました」
「普段はゴミ拾いをしながら歩くことはないけど、こういう機会に子どもといっしょに社会貢献できるのはうれしいです。しかも、ヤクルトのホーム球場の周りを綺麗にすることで、間接的に球団や選手たちの応援にもなりますよね」
ゴミ拾いは、地球のために誰でも・今すぐできるアクションの1つ。参加者の皆さんにとって、憧れのOBたちとゴミ拾いをした経験が、環境のことをより考えるきっかけになるとうれしいです!
スペシャルゲストの2人も、今回のシティクリーンを全力で楽しんでくださいました。
「ゴミ拾い楽しいですね。こういった大きな環境活動ははじめて参加しましたが、ホームの街をファンの皆さんと綺麗にできるのは気持ちがいいです。ぜひまたやりたい!」(坂口さん)
「こういうきっかけで環境活動に参加してくれる野球ファンがたくさんいると思うと、明るい気持ちになりますね。ファンの皆さんとこれからのヤクルトについて横並びで語り合える機会もなかなかないから、とても楽しかった!」(五十嵐さん)
スタート地点に戻り、それぞれ拾ったゴミを分別。日差しが強まり汗だくになった参加者の皆さんに「水飲みな!」「みんな日陰に入ろう」と、五十嵐さん・坂口さん自ら声をかけるなど、最後まで積極的に場を引っ張ってくれました。
「休憩しながら今日のおさらいをしよう!日本で一番電気をつくっている会社は?」とお子さんたちに問いかける五十嵐さん。するとお子さんたちからは「JERA!」との返事!
さらに「JERAで今一番主力の発電はどんな方法?」と聞くと「火力!」との答え!
開会式で、JERAの広報部長が「ぜひこれだけ覚えて帰ってほしい」と伝えた内容を、その場にいた全員が大きな声で答える見事なコール&レスポンスに、広報部長も感無量です!
坂口さんの「今日のような特別な活動のとき以外でも、ゴミを見つけたら拾える人になりましょう!」というステキなコメントで締めくくられました。
最後に、写真撮影とサイン贈呈で本日のシティクリーンは終了!真夏のゴミ拾い、お疲れ様でした!
今回のシティクリーンの舞台は、一見すると綺麗に見えるエリアでしたが、みんなで取り組んでみるとポイ捨てされたゴミがたくさん見つかりました。
JERAはこれからも、日本最大の発電会社として地球の環境と向き合います。2050年CO2排出ゼロへの挑戦にとどまらず、人々の環境問題への関心を生み出せるようなプロジェクトを推進していきます!
大きな夢に向かって、ひとつずつ。
これからもJERAは、できることから着実に、 クリーンな未来に向けて活動を続けていきます。