セ・リーグの球団とファン、そしてJERAが協力し、街の清掃活動を行う「JERA セ・リーグ CHALLENGE シティクリーン プロジェクト」。2023年9月24日、今回の舞台は広島県廿日市市の宮島・有の浦海岸。広島東洋カープファンの皆さまとともに活動を実施しました！
朱い大鳥居へと続く海岸に、
真っ赤なカープファンが大集結！
カープファンの小中学生とその保護者さまにご参加いただき実施した、今回のシティクリーン プロジェクト。日本三景の一つであり、世界遺産に登録されている厳島神社のある「宮島」。島へ渡るフェリーには、朝からたくさんの観光客が乗っています。そこには真っ赤な帽子やウェアを身に着けた本日の参加者の姿も！受付会場の「etto宮島交流館」にも、多くの方々が受付時間前から集まってくださいました！
受付を終えた方には、球団からキャップやタオル、新井監督のお面（！）などなど、たくさんのグッズがプレゼント！皆さまさっそく身につけて撮影するなど、開会式の前から会場は大いに盛り上がりました。
開会式が始まると、高橋昂也選手、坂田怜選手、名原典彦選手、辻大雅選手ら注目の若手が登場！さらに、球団OBの中田廉さん、今村猛さん、そしてマスコットのスラィリーといった超豪華メンバーが集結。憧れのプロ野球選手らを目の前に、子どもたちの目もキラッキラです！
「十分キレイな宮島ですが、もっともっとキレイにできるように、今日はみんなでゴミ拾い頑張りましょう！」と選手たちもやる気満々！スラィリーとのハイタッチで元気をチャージし、本日の清掃エリアとなる有の浦海岸へ向かいましょう！
有の浦海岸は、ポイ捨てゴミなどは見当たらずキレイです。しかし、よく見ると波に打ち上げられた流木や海藻などに混じって、プラスチック製のパイプや発泡スチロールのかけらがたくさん。実はこれらの多くは、牡蠣の養殖に使われていたもの。台風などによって破損してしまったものが流れ着くのだそうです。広島といえば牡蠣の生産量日本一。しかし、こうした漂着物の原因にもなっており、現在自然に分解される素材への置き換えが進められているそうです。
「有の浦は厳島神社へ続く道に面した海岸。たくさんの人が目にする場所なので、特にキレイにしたいと思っています」
「このパイプ片が牡蠣の養殖に関係しているとは知りませんでした！広島県民として考えないといけないですね」
皆さま、宮島の美しい自然を守りながら、おいしい牡蠣を食卓に届けてくれる養殖業も守りたいという想いで、真剣にゴミを拾います。砂浜だけでなく、海の中まで入ってゴミを探されている方の姿も！
もちろん選手やOBも負けていられません！参加者との交流を楽しみながら清掃活動に汗を流します。
「子どもたちと、どんなゴミを拾ったのか見せ合ったり、交流しながら楽しくゴミ拾いできました」（高橋選手）
「『ここにゴミが落ちてるよ！』って教えてくれて、子どもたちの方がゴミを見つけるのが上手でした」（中田さん）
子どもたちも選手やOBと間近で触れ合い「かっこよかった！」「近くで見るとすごく大きかった！」と大興奮！また、今回のシティクリーンには地元広島のテレビ局の取材も入っており、注目度の高さが伺えます。
シティクリーン プロジェクト終盤、海岸沿いの道が騒がしくなってきました。一体何事かと見てみると……なんと！スラィリーが人力車に乗って上機嫌で向かってくるではありませんか！まさかの演出にみんなびっくりです！それにしても、あの大きなスラィリーも乗せられるなんて、人力車ってすごいですね。
スラィリーも来たところで、約1時間のゴミ拾いは終了。砂浜に集まり閉会式です。今日1日を振り返る今村さん。「宮島だけでなく、皆さんの家のまわりや身近なところでも、ゴミを見つけたら拾うことを習慣にしていきましょう」と呼びかけると、参加者の皆さまが大きな拍手で応えました。最後は厳島神社の大鳥居をバックに、キレイになった有の浦海岸で記念撮影。「JERA セ・リーグChallenge！」の掛け声のもとパシャリ。閉会式後にも選手の方々からキャップやユニホームにサインを貰うなど、交流は続きました。子どもたちはもちろん、保護者の方々にも喜んでもらえて、この取り組みを行って良かったと感じる瞬間でした。
日本最大の発電会社であるJERAでは、再生可能エネルギーの積極的な導入や、CO2を出さない火力発電の実現などを通じて、脱炭素社会を目指して挑戦しています。誰もが笑顔になれる、よりよい未来をつくるために、これからも野球ファンの皆さまの力を貸していただけるとうれしいです！
大きな夢に向かって、ひとつずつ。
これからもJERAは、できることから着実に、クリーンな未来に向けて活動を続けていきます。
