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JERAグループによるGoogleデータセンターへの環境価値の提供について2025/09/24

株式会社JERAの子会社である株式会社JERA Cross(以下、「JERA Cross」)は、8月20日に、Google が保有するデータセンターに対して、太陽光バーチャルPPAを通じて環境価値を提供することといたしましたので、お知らせします。

 
 


 具体的には、株式会社ウエストホールディングスが開発する合計15MWacの太陽光発電設備から生み出される追加性1のある電力と環境価値をJERA Crossがアグリゲーターとして束ねます。この環境価値は、Googleが保有する千葉県印西市のデータセンター向けに、2027年3月までにJERA Crossを通じて提供されます。

 

JERAおよびJERA Crossは、お客さまが抱える課題に対して、保有する燃料・発電に関するアセットやノウハウ、デジタル技術等を活用した法人向けソリューションサービスを提供することで、お客さまと共に解決策を構築し、新しい価値をつくり上げることを目指しています。JERA Crossは、お客さまのGXパートナーとして、脱炭素をコストから価値へ転換できるようにロードマップや戦略の策定、再生可能エネルギー等の開発・供給のみならず、24/7カーボンフリー電力2の供給を実現するHourly matchingの先端技術の提供まで一気通貫で支援するとともに、お客さまの課題解決と事業変革、CO2排出削減に向けてワンストップソリューションパートナーとして共に進めています。

 

JERAグループは、このたびのGoogleが保有するデータセンターへの環境価値の提供などを通じて、今後も再生可能エネルギーの活用を進め、カーボンニュートラルと持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。

 

再エネ電力や非化石証書等を購入することで、世の中に新たな再エネ設備が増えていくこと。再エネへの新規設備投資が推し進められ、化石エネルギーの代替、脱炭素、地球温暖化の抑制に貢献できるといった効果が含まれる

※2 「24/7(twenty - four seven)カーボンフリー電力」は、毎日24時間・毎週7日間、すなわち年間365日にわたってCO2を排出しない電力の名称。経済産業省の「電力の小売営業に関する指針」に従い、需要電力量の100%について、CO2ゼロエミッション電源(再生可能エネルギー発電設備および水素発電設備を意味します)を電源構成とし、および非化石証書の使用による環境価値をともに供給することを意味しており、燃料の製造・輸送等のライフサイクルを含めてCO2が排出されないことを意味するものではない