JERAと東邦ガスによる知多火力発電所7、8号機建設計画の共同開発および運営に関する実施合意書の締結について2024/12/23
株式会社JERA(以下、「JERA」)と東邦ガス株式会社(以下、「東邦ガス」)は、JERAが進めている知多火力発電所7、8号機建設計画※1について投資意思決定を行い、共同開発および運営に関する実施合意書を、本日締結しましたので、お知らせいたします。
これまで、知多火力発電所7、8号機建設計画をJERAが検討してまいりましたが、このたび、JERAと東邦ガスは、2024年度中を目途に本事業の実施主体となる合弁会社を共同出資にて設立し、知多火力発電所7、8号機の2029年度の運転開始を目指してまいります。また、本発電所は、世界最高水準の発電効率を誇る最新鋭の火力発電所として、CO2排出量の削減に努めるなど、環境負荷の低減も図ってまいります。
今後、両社は、それぞれが所有するノウハウやリソースを共有することで本事業の価値をさらに高め、競争力のあるエネルギーの安定供給、脱炭素社会実現への貢献を目指すとともに、地域の皆さまをはじめ、関係各位のご理解を賜りながら、本事業を進めてまいります。
<知多火力発電所7、8号機建設計画の概要>
建設予定地 |
愛知県知多市北浜町23番(JERA知多火力発電所敷地内) |
発電規模 |
65.99万kW × 2基(131.98万kW) |
燃料 |
LNG |
発電方式 |
ガスタービンコンバインドサイクル方式(ガスタービン燃焼温度1650℃級) |
運転開始 |
7号機:2029年10月(予定) 8号機:2030年1月(予定) |
発電端熱効率 |
約64%(低位発熱量基準) |
合弁会社への出資比率 |
JERAパワーインベストメント合同会社※2(75%)、東邦ガス(25%) |
※1 環境影響評価法に基づき、JERAより2024年10月に環境影響評価準備書を経済産業大臣へ届出するとともに、愛知県知事、知多市長および東海市長へ送付済み
※2 JERAの国内新設火力発電所に対する投融資を行うことを目的として2017年9月に設立したJERAが100%持分を保有する子会社
<完成予想図および建設予定地>