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JERA、TAQA社、Al Bawani社によるサウジアラビアにおけるガス火力IPP事業者選定およびSPPC社との電力購買契約の締結について2024/11/19

 株式会社JERAは、アラブ首長国連邦アブダビ首長国のアブダビ国営エネルギー会社 Abu Dhabi National Energy Company P.J.S.C.(以下、「TAQA社」)およびサウジアラビア王国(以下、「サウジアラビア」)の総合建設会社であるAlBawani Capital.(以下、「AlBawani」)とともに、サウジアラビア中部Rumah地区におけるガス火力IPP事業およびサウジアラビア東部Nairyah地区におけるガス火力IPP事業の公募に応募し、このたび、両地区において開発事業者に選定されました。

 

 また、本IPP事業により発電する電力について、サウジアラビアの政府系電力会社であるSaudi Power Procurement Company(以下、「SPPC社」)との間で、昨日、電力購買契約を締結しました。

 

 サウジアラビアは、2060年の温室効果ガス排出量ネットゼロを目指す一方、経済成長に伴い今後も電力需要の増加が見込まれており、再生可能エネルギーとともに将来の脱炭素化を前提とした高効率ガス火力発電の導入を進めています。

 

 当社は、TAQA社、Al Bawani社とともに、今後、両地区において、世界最先端の技術を用いたそれぞれ発電容量1,800MWのコンバインドサイクルガスタービン発電所を建設するとともに、2028年予定の商業運転開始後25年間にわたってSPPC社に電力を供給します。
 また、本IPP事業では、排出されるCO2に対して、将来的に炭素回収技術導入による脱炭素化を検討してまいります。

 

 当社は、世界のエネルギー問題に最先端のソリューションを提供するグローバル企業として、再生可能エネルギーと低炭素火力を組み合わせたクリーンエネルギー供給基盤を提供することで、中東地域をはじめ、世界の健全な成長と発展に貢献してまいります。