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KOGASとJERAによるメタン排出削減イニシアティブCLEANの立ち上げについて2023/07/18

韓国ガス公社(以下、「KOGAS」)と株式会社JERA(以下、「JERA」)は、本日、メタン排出削減に向けたイニシアティブである『Coalition for LNG Emission Abatement toward Net-zero(以下、「CLEAN」)』を立ち上げました。CLEANは、LNG購入者がLNG生産事業者とともに一丸となって、LNGバリューチェーンにおけるメタン排出削減に取り組むイニシアティブです。

 

KOGASとJERAは、2023年4月に締結したLNGビジネスに関する覚書に基づき、世界最大規模のLNG購入者として、戦略的な関係を強化し、日韓両国のエネルギーの安定供給確保に資する取り組みを行うことを確認しております(2023年4月10日プレスリリース)。

 

両社は、LNGを脱炭素社会に向けたトランジション・エネルギーとして認識しており、LNGバリューチェ―ンにおけるGHG排出削減に向けた取り組みが、今後より重要になるものと考えております。日米韓豪政府、欧州委員会および独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の支援のもと、CLEANのイニシアティブに基づき、LNG生産者との対話を通じてメタン排出量の可視性を高めるとともに、メタン排出削減に向けたベストプラクティスの展開および発信に向けた取り組みを進めていきます。

 

JERAは、日本の国内最大手の発電事業者としてエネルギー基本計画を始めとするエネルギー政策や環境政策を尊重するとともに、再生可能エネルギーの開発を積極的に推進していきます。

さらに、グローバルエネルギー企業として、地球規模での環境保護の必要性を十分認識し、世界各国・各地域の環境法令や条例を厳格に遵守し、持続可能な環境・社会・経済の実現を目指してCO2排出量削減を始めとした環境負荷の低減にも取り組んでまいります。

 

KOGASは、韓国の国内最大手の天然ガス供給事業者であり、気候変動に対する世界的な対応および持続可能なエネルギーシステムを支援するため、JERAおよびJOGMECと協力しながら、LNGバリューチェーンを通じてメタン排出量の可視性を高めてまいります。

また、韓国の国内最大手のLNG輸入事業者としてグローバルLNGバリューチェーンにおけるメタン排出量削減の重要性を十分に認識し、本取り組みにおいて、LNGバリューチェーンにおける関係者と協力してまいります。

 

(訂正:下線箇所)「日米韓政府および独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の支援のもと」と記載しておりましたが、正しくは「日米韓豪政府、欧州委員会および独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の支援のもと」となります。お詫びして訂正いたします(2023年7月21日)