台湾彰化県における洋上風力発電事業「フォルモサ3」への参画について2020/03/09
株式会社JERAは、台湾彰化県における洋上風力発電事業「フォルモサ3」の事業権益を、マッコーリー社およびEnBW社より取得いたしました。
フォルモサ3は、2018年8月に環境影響評価の許認可を得ており、政府の系統接続にかかる競争入札を経て事業開発を目指す、開発初期段階のプロジェクトです。開発出力は約200万kWと世界有数の規模を誇り、2020年代後半の運転開始を目標にしています。当社は、フォルモサ3の事業権益の約44%を取得し、最大出資者として事業を牽引してまいります。
当社は、アジアの洋上風力発電の先進地である台湾において、複数のプロジェクトに、高い出資比率で参画を進めることで、事業の効率的な運営・管理を行うとともに、事業開発を牽引し、収益性の向上を目指しています。
また、開発段階の異なるプロジェクトに同時に参画することで、開発初期から建設・O&Mに関する一連の知見を短期間で習得し、大規模な洋上風力発電事業を主体的に開発できる体制を構築してまいります。
当社は、2025年に向け「クリーン・エネルギー経済へと導くLNGと再生可能エネルギーにおけるグローバルリーダー」となることを掲げています。再生可能エネルギーについては、国内外における大規模洋上風力発電事業を中心に積極的に推進し、企業価値の持続的な向上に努めてまいります。
参考:フォルモサ3事業会社ウェブサイト(英語)www.formosa3windpower.com/en
別紙:台湾における洋上風力発電事業概要[PDF: 348.17 KB]