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プレスリリース

出光興産とJERAによる伊勢湾地区における 水素サプライチェーン構築に向けた共同検討について

2022/06/16

 出光興産株式会社(以下「出光興産」)と株式会社JERA(以下「JERA」)は、本日、伊勢湾地区における水素のサプライチェーン構築を共同で検討していくことを定めた覚書を締結しました。

 

 脱炭素化のニーズを背景に、燃焼時にCO2を排出しない水素は、化石燃料に代わる次世代燃料として、発電所や工業地帯等における大量利用が見込まれています。そのため、水素を利用する需要地近傍に、大規模な受入・供給拠点を整備することが不可欠です。

 

 多くの産業が集積する伊勢湾地区は、将来、水素の大規模な受入・供給拠点となるポテンシャルがあります。同地区において、出光興産は、原油の受入・精製、石油製品の供給事業を展開しています。また、JERAは同地区に複数のLNG受入基地や火力発電所を保有し、中部エリアの電力の安定供給に努めています。

 本覚書は、伊勢湾地区で事業を手掛ける両社が、同地区における水素のサプライチェーン構築に向け、次の項目について共同で検討していくことを定めたものです。

 

  • 水素の受入・貯蔵・処理・払出拠点の整備
  • 伊勢湾地区向けに利用される輸送手段に関する技術および経済性の分析
  • 水素の供給ネットワークの構築

 

 両社は、これまで培ってきた技術、知見および保有設備を活用し、カーボンニュートラルの実現に向けて、水素の安定的かつ経済的なサプライチェーンの早期構築を目指します。また、地域全体で産業横断的な水素利用・サプライチェーン構築に取り組む「中部圏水素利用協議会」とも連携してまいります。

 

 出光興産は、既存の製造拠点を新たな低炭素・資源循環エネルギーハブへと転換する「CNXセンター構想」を掲げております。エネルギーの安定供給責任を果たしながら、同時に、グループ所有の拠点ごとの特性を生かしたCO2フリーエネルギーを供給するサプライチェーンの構築を目指してまいります。

 

 JERAは「JERAゼロエミッション2050」を掲げ、2050年時点で国内外の事業から排出されるCO2の実質ゼロに挑戦しています。火力発電についてはよりクリーンな燃料の導入を進め、発電時にCO2を排出しないゼロエミッション火力を追求しています。今後とも、主体的に脱炭素技術の開発に取り組むとともに、経済合理性を確保すべく努力を重ねていくことで、エネルギーの脱炭素化に貢献してまいります。

 

CNX:Carbon Neutral Transformation