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プレスリリース

国内LNG火力発電所における水素利用の実証事業の採択について

2021/08/26

 株式会社JERA(以下「JERA」)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業/大規模水素サプライチェーン構築プロジェクトに対し、LNG火力発電所における水素発電技術の実機実証に関する事業の応募を行い、このたび、採択を受けました。

 

 水素は燃焼時にCO2を排出しないため、火力発電所において、化石燃料に代わる次世代燃料としての利用が期待されています。

 当社は、保有する火力発電所の燃料として、水素やアンモニアを利用することで、化石燃料の使用量を削減し、発電時にCO2を排出しない「ゼロエミッション火力」の開発を目指しています。ゼロエミッション火力への過程では、段階的に水素やアンモニアの利用率を高め、CO2排出量を抑制していく計画です。

 

 本事業は、既設のLNG火力発電所における水素利用の実用化に向け、当社が国内に保有する大型LNG火力発電所において、燃料のLNGの一部を水素に転換して発電し、運用特性や環境特性等の評価を行うもので、事業期間は2021年10月から2026年3月の約5年間です。

 事業期間の初期に事業化可能性調査を実施し、その結果を踏まえ、当社の保有するLNG火力発電所において水素供給設備等の関連設備を建設するとともに、水素とLNGを混合燃焼できる燃焼器をガスタービンに設置し、2025年度に体積比で約30%(熱量比で約10%相当)のLNGを水素に転換して発電することを目指します。

 大規模な商用LNG火力発電所において、大量の水素を燃料に利用するのは、国内初の取り組みです。

 

 当社は、「JERAゼロエミッション2050」を掲げ、2050年時点で国内外の事業から排出されるCO2の実質ゼロに挑戦しています。火力発電についてはよりグリーンな燃料の導入を進め、発電時にCO2を排出しないゼロエミッション火力を追求しています。今後とも、主体的に脱炭素技術の開発に取り組むとともに、経済合理性を確保すべく努力を重ねていくことで、エネルギーの脱炭素化に貢献してまいります。