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火力発電設備におけるアンモニア混焼を目的としたNEDO委託業務への参画について2020/03/27

株式会社IHI、株式会社JERA、丸紅株式会社およびWoodside Energy Ltd.(以下「4社」)は、このたび、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「アンモニア混焼火力発電技術の先導研究」について、実施内容として追加された事業用火力発電所におけるアンモニア混焼に向けたフィージビリティスタディに係る事業に共同で参加することといたしました。

 

本事業は火力発電所におけるアンモニア混焼に向けた設備や経済性の検討を行うとともに、アンモニアの製造・輸送を含めた適用可能性評価を行うことを目的とした事業です。

 

水素を低コストで効率良く輸送・貯蔵できるアンモニアは、エネルギーキャリアとしての役割に加え、火力発電の燃料として直接利用が可能であり、燃焼時にCO2を排出しない燃料として、温室効果ガスの排出量削減に大きな利点があると期待されております。

 

本事業では、既設の火力発電所でアンモニアを燃料として直接利用する実証試験に必要な技術検討を行います。また、設備費、運転費並びにアンモニアの製造・輸送コストを考慮した経済性検討を実施し、適用可能性を評価いたします。

 

4社は、アンモニアをはじめとする水素エネルギーの社会実装に向けた取組みを通じ、さらなるCO2排出量の削減に貢献してまいります。

 

別紙:受託事業の概要[PDF: 140.86 KB]