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インドAM Green社とのグリーンアンモニア売買に関する基本合意書の締結~船舶燃料向けグリーンアンモニア長期調達により国際海運の脱炭素化に貢献~2026/10/27

 株式会社JERAは、このたび、インドのAM Green Ammonia (India) Private Limited(以下「AM Green社」)との間で、グリーンアンモニア売買に関する基本合意書(法的拘束力あり)を締結しました。本基本合意は、船舶燃料としての利用を見据えたものであり、当社にとって初のグリーンアンモニア調達に向けた取り組みです。また、AM Green社としても、アジア市場に向けた初の仕向地渡しによる供給契約です。


 当社は本基本合意に基づき、AM Green社がインド南部アンドラプラデシュ州カキナダで開発を進める製造プロジェクトにおいて、再生可能エネルギーと揚水発電を組み合わせて製造するグリーンアンモニアを、JERA Global Energy Solutionsを通じて調達してまいります。稼働開始は2028年から2029年頃を予定しています。
 調達したグリーンアンモニアは、碧南火力発電所(愛知県碧南市)に隣接する受入・貯蔵・出荷設備を中継基地として活用し、主に川崎汽船株式会社および日本郵船株式会社が設立するアンモニアバンカリング事業用の燃料販売合弁会社を通じた自動車専用船向けにアンモニア燃料として供給します。


 このたび、インドで製造されるグリーンアンモニアを長期的に調達し船舶燃料向け供給を推進することで、当社は低炭素アンモニアバリューチェーンの拡大・多様化を図りつつ、国際海運分野の脱炭素化に貢献するとともに、中部地域を起点とした水素・アンモニアの社会実装を推進してまいります。


 当社は今後も、国内外の事業者との連携を通じて、低炭素・脱炭素アンモニアの安定的かつ競争力のある調達に取り組むとともに、製造から輸送、受入、供給、利用に至るバリューチェーンの構築を進め、発電分野に加え、海運をはじめとする幅広い産業の脱炭素化に貢献してまいります。


<AM Green社との基本合意の概要>

売主

AM Green社

買主

JERA

主な用途

川崎汽船株式会社および日本郵船株式会社が実施するアンモニアバンカリング

対象プロジェクト

Kakinada(インド南部アンドラプラデシュ州)

契約期間

5年間 ※延長可能性あり 

契約数量

年間約7万トン



AM Green社について
 AM Green社は、インド有数の再生可能エネルギー企業グループであるGreenko Groupの創業者らによって設立された企業です。産業分野の脱炭素化を推進するため、燃料や素材、AI技術などの幅広い分野で事業を展開しています。
 AM Green社の傘下でGentari、GIC、ADIAなどの大手投資家から出資を受けるAM Green Ammonia社は、年間500万トンのグリーンアンモニア生産能力の確保を目指し、インド国内の複数拠点で低炭素アンモニアの製造プロジェクトを進めています。現在、インド・Kakinadaで建設中の年間生産能力100万トンのグリーンアンモニア製造プラントは、世界最大級の施設の一つとなり、インド国内および世界各国の温室効果ガス排出量実質ゼロの目標達成に貢献します。