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2026年度の夏季重負荷期の需給対策について2026/07/01

 株式会社JERAは、2026年度夏季の電力需給見通しを踏まえ、夏季重負荷期(2026年7月~2026年9月)における需給対策を取りまとめましたのでお知らせします。

 

 5月20日に開催された経済産業省の「第6回次世代電力・ガス事業基盤構築小委員会」において、2026年度夏季の電力需給見通しおよび需給対策が取りまとめられました。
 当社は、今夏の電力需給の安定化に万全を期すため、以下のkWの確保対策(電源の確保、発電設備の重点点検等)、kWhの確保対策(燃料の確保)を進めてまいります。

 

1.    kWの確保に向けた対策
・電源の確保

(既設電源の効率的な運用)
 2026年度夏季の電源確保に向け、火力発電所の補修点検時期を、極力夏季を避けて計画しています。なお、リプレースが完了した10ユニット(計731万kW)の営業運転を開始しており、供給力として確保しています。

(追加供給力の確保)
 東京電力パワーグリッド株式会社が実施した2026年度夏季追加供給力公募において、長期計画停止中であった袖ケ浦火力発電所2号機(千葉県袖ケ浦市中袖、100万kW)を応札し、落札しています。今夏の重負荷期においては、同ユニットを運転し、安定供給に万全を期してまいります。

(武豊火力発電所の復旧作業および設備運用)
 当社は、2024年11月22日に公表した武豊火力発電所(愛知県知多郡武豊町)における火災事故に関する復旧方針に基づき、再発防止策を徹底しながら、安全を最優先とした設備復旧作業および設備運用を進めています。
 武豊火力発電所については、2028年6月を目途にバイオマス混焼による運転再開を目指し、復旧を進めることとしております。今夏においても、復旧までの暫定措置として、高需要期に石炭を用いて稼働し、電力の安定供給確保に貢献してまいります。

・発電設備の重点点検等
 社内体制を強化するとともに、発電設備停止リスクの低減に向け、ボイラ等の重要設備について重点的な巡視および健全性確認に努めてまいります。


2. kWhの確保に向けた対策
・燃料の確保

 今夏の燃料調達については、適正在庫の確保に向けたLNGの代替調達を進めており、当面の間、電力需給に大きな支障は見込まれておりません。一方、LNG価格は上昇しており、今夏以降、電気・ガス料金への反映が見込まれます。
 当社は、こうした情勢の下、子会社であるJERA Global Markets Pte. Ltdを通じた機動的な調達・転売等の最適化により、安定的な燃料調達を引き続き行ってまいります。
 3月27日に開催された経済産業省の審議会において、容量市場における非効率石炭火力の稼働抑制措置について、緊急的な対応として、2026年度においては適用しないことが示されました。当社としては、石炭火力を有効に活用し、安定供給およびお客さま負担の軽減に貢献してまいります。


 

 また、お客さま負担の軽減に向けたさらなる取り組みとして、当社子会社で国内電力トレーディングを行う株式会社JERAグローバルマーケッツを通じて、ピーク時間帯※1や点灯帯※2における調達ニーズにお応えするための電力商品メニューを用意し、7月1日から販売を開始します。加えて、有事の市場価格変動リスクを軽減するため、早ければ今夏から石炭火力を含む電力受給契約(PPA)の販売を実施する予定です。

 

 当社は、kWおよびkWhの確保対策、お客さま負担の軽減に向けた電力商品販売を通じ、当社グループの総力を挙げて、エネルギーの安定供給の確保に万全を期してまいります。

 

※1東京エリアおよび中部エリアの月間ピーク商品(8時から20時)(注:2026年度内の販売可能な限月のみの取り扱いとなります。)
※2 東京エリアでの点灯帯商品(16時から22時)の週間商品、月間商品(注:2026年度内の販売可能な限月のみの取り扱いとなります。)