松原 晃一郎

PROJECT STORY03

デジタル発電所

INTERVIEW.02
O&M・エンジニアリング本部
東日本O&M・エンジニアリング技術部
データアナライジングセンターIoT運用ユニット
1999年入社
理系工学系(電気科)卒
松原 晃一郎KOICHIRO MATSUBARA

発電所の最適運転を
最先端のテクノロジーで
実現させる。

10数年間、複数の火力発電所にて運転を専門に携り業務をしてきました。火力発電所ごとに設備や燃料は異なりますので、まずはそれぞれの設備がどのような動きをしているのか、運転データでいろいろ確認します。プラントは、目では見えないところで化学変化が起きていますので、センサーデータを見ながらどういうことが起きているのかを判断しなければなりませんし、いろいろな要因によってデータは動いているので、多変量で解析できるとか、そういう専門的なデータを解析する技術がほしいと思っていました。そうした時に、社内でデータサイエンティスト研修の募集があり、参加することにしました。そこから、私自身の仕事の領域が広がったといいますかガラリと変わりました。

現在は、機械学習のデジタルツインを用いた、アプリケーションのコンセプト設計、開発を担当しています。まずは、設備がどういう運転をすることが最適なのかをシミュレーションできるアプリケーションを開発しています。さすがに扱うデータの量が膨大ですので、外部のアプリ開発ベンダーさんなどにもご協力いただいています。例えば、ボイラーにはたくさんのバーナーがあり、燃料を入れる箇所がいくつもありますので、それぞれにどれだけの燃料を投入すればよいか、あるいは燃焼用空気は圧力がどのくらいがよいのか、投入場所はバーナーの上からか燃料と一緒に入れるか…。いくつもの操作箇所を同時に動かしてシミュレーションしていき、各々の操作量がどの位置にいると一番いい運転状況になるのかを検証できるような予測モデルを作り上げていきます。

今は、まずボイラーに焦点を当てていますが今後は、他の型のボイラーやタービン、発電機、環境系(排気ガスや水質など)に展開していき、将来的にはプラント全体で最適運転ができたらと思っています。アプリケーションの完成度および汎用性を高めていき、海外や他社発電所等に導入しませんかとアプローチしていくことにもなると思います。

最近、スポーツの世界もサイエンスの時代になっているというか、セイバーメトリクスというものがあると思うんですが、これまでは人間の勘や経験に頼っていた部分をデータドリブンでいくという意味では、ちょっと近いかなと思っています。

私はずっと現場で運転業務をしていた人間ですから、外のIT分野の方々と仕事をしていくことになり、その仕事のやり方の違いなど多くの刺激を与えてもらっています。

※掲載している情報は取材当時のものとなります。

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安田 和樹