自分の意思を乗せて。
国内電源開発ユニット
神崎 智央TOMOHISA KANZAKI
2016年入社 [理系]工学研究科(マテリアル理工学専攻)卒

発電効率を誇る火力発電所。
JERAでは現在、国内5地点で新たな火力発電所の開発プロジェクトを進めています。私はこうしたプロジェクトにおいて、事業の計画から発電所の建設まで一貫してマネジメントする部署に所属しており、なかでも千葉県の五井火力発電所のリプレース案件を担当しています。既存の発電所を撤去し、世界最新鋭のガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)を建設する一大事業で、完成すれば世界最高水準の発電効率を誇る発電設備になります。プロジェクトそのものは、JERAと国内最大手の石油元売会社との共同出資により設立したSPC(特定目的会社)が担う枠組みであり、私たちの部署はスポンサーの立場でSPCの事業を管理し、プロジェクトを成功させるミッションを担っています。

醍醐味。
五井火力発電所の開発案件には、プロジェクトを組成するところから携わっています。担当しているのは、上司3人と私の4人のチーム。発電所の建設計画だけではなく、その基盤となる用地の確保や、必要な資金の調達も私たちのチームが担っており、融資を受けるための金融機関との交渉にもたびたび臨んでいます。好条件で融資契約を結ぶためには、金融機関に対していかにリスクが少ないかという根拠を示し、ロジカルに説かなければなりません。そうした場面でタフな折衝を強いられることもよくあります。一筋縄ではいきませんが、社内外のさまざまな関係者の協力を得て、目標に向けてプロジェクトを前進させることにモチベーションを感じています。


成功に導く。
JERAは若いうちから大きなチャンスを与えてくれる企業です。入社してまだ5年ほどの私でも巨大なプロジェクトに携わり、貴重なキャリアを積むことができます。個人の能力開発も支援してくれて、先日も社費でビジネススクールに通いプロジェクト管理に必要なアカウンティング(会計)を学びました。また、業務を通してリーガル(法務)や電力に関する制度動向等の知識も身につき、それらをもとに自分の意思や判断をプロジェクトに反映できるのは本当に面白いです。そして、作り上げるのは世界最高水準の発電効率を誇る発電所であり、環境負荷低減や電力コスト削減を果たすことで社会全体に貢献できます。こんなダイナミックな経験ができる場は、おそらく他にそうないと思います。

- Q学生時代に学んでいたことは?
- 発電用のガスタービンなどに用いられる、1,000℃以上の超高温環境下にも耐えうる金属材料の組織形態変化などに関する研究を行っていました。
- Q入社の決め手は?
- 学生時代の研究で得た知見を活かし、発電設備の高効率化によって日本全体のエネルギーコストや環境負荷の低減を実現させたいという想いから電力会社を志望しました。
- Q現在の仕事内容は?
- 国内で新たに開発する火力電源について、その計画検討から事業組成、設備の建設管理までを担い、現在は千葉県の五井で進められている開発プロジェクトに関わっています。
- Q今後、チャレンジしたいことは?
- プロジェクトを自らリードできる力をつけ、これからの社会に適合した新たな火力電源開発や、再生可能エネルギー事業などに中心的人物として参画したいと思っています。
- Q働き方や職場環境などの特徴は?
- 成長の機会が豊富にあります。例えば、研修。社内はもちろん、社外研修も受講することができ、ファイナンスやアカウンティングなど、業務に必要な知識を身につけることが可能です。
- 9:00
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出社
メールをチェックしタスクの整理
- 10:00
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ミーティング
チームメンバーとのミーティング
- 11:00
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資料作成
プロジェクトの進捗に関する資料を作成
- 12:00
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同期とランチ
- 13:00
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ミーティング
社外関係者との契約協議
- 15:00
-
資料作成
契約に関する情報の収集と資料の作成
- 17:40
-
業務終了
- 19:00
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社外研修受講
自分自身が身につけたい知識に関する研修を受講
※掲載している情報は取材当時のものとなります。