JERAのバリューチェーンVALUE CHAIN

エネルギーのすべてをJERAがやる。
JERAは燃料資源の採掘・調達から輸送、トレーディング、建設、受入・貯蔵、発電、電力・ガス販売に至るまでの一連のバリューチェーンを構築しています。一貫したバリューチェーンを構築することにより技術、コスト面での優位性が生まれます。
- JERAの
バリューチェーン - JERAの
事業モデル
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- 事業開発
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新規開発によるバリューチェーンの規模・領域拡大や既存資産のリストラクチャリングを通じた最適な資産ポートフォリオを構築しています。
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●Gas-to-Power/燃料調達から発電までの一体型海外プロジェクトの立ち上げ。
●再生可能エネルギー/台湾の洋上風力発電プロジェクト『フォルモサ』の立ち上げ。※Gas-to-Powerとは?
約75GWの発電資産、8カ所のLNG受入基地を開発・保有する世界最大級の発電事業会社であると同時に、世界10カ国との長期契約を含む年間約3,500万トンのLNGを調達し、18隻のLNG船、5カ所のLNG生産プロジェクトに関与する燃料事業会社であるJERA。
これらの大規模事業から得た多様な開発能力をさらに進化させ、単体の事業セグメントのみならず、燃料(LNG)から発電まで、バリューチェーンの複数セグメントにまたがる一体型プロジェクト(Gas to Power )の開発も積極的に進め、各国・地域のニーズに合った事業を拡大します。image courtesy of Chevron Australia
- 最適化
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燃料調達・輸送から発電、電力/ガス販売に至るエネルギーの流れを一括して最適化することで最も経済的な運用を実現しています。
<example>
・JERA Global Markets/シンガポール・ロンドンを拠点とし、約300名体制で、世界最大級の燃料調達量を活かしたアセットバックトレーディング(※)を行い、サプライチェーン全体の最適化を行っています。JERA Global Marketsでは、JERAからの出向社員を含め、様々な国籍の人財が働いています。※当社が保有している発電設備、燃料基地、輸送船等のバリューチェーンに連なるアセットを活用し、マーケットに存在する様々な価格差を収益源としておこなうトレーディング形態。複数のアセットを活用することでリスクヘッジを行いつつ、時間差、地域差等の“価格差”を収益源とする裁定取引を行うため、価格の変動を利用して収益を上げることができる。
- O&M・
エンジニアリング -
火力発電所建設工事の設計・管理および燃料基地や火力発電所の運用を安全、低コストかつ高効率・機動的に実施しています。また、国内外のお客様へO&Mソリューションサービスを提供しています。
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・JERA O&M Way/長年培ってきた発電技術を体系化し、自社発電所のみならず国内外の発電従事者向けサービスを提供。Kaizen力(作業手順の見直しや標準化など)やデジタル力を駆使し、コスト競争力や市場対応力を強化しています。
4つの強み
発電ビジネスは、エリアや国によってルール・前提・ビジネスモデルが異なります。多様な市場に対応できるフルパッケージの技術・ノウハウを磨き、ニーズに合致するサービスを提供できます。
投資のみを行う企業はありますが、JERAは発電所の運用まで行えます。運用も自社とローカルスタッフの協業で担い、効率化することで、投資リターンを高め、事業の総合的な価値を最大化することができます。
世界最大級の燃料取引量だからこそ、上流開発での取引優位性の獲得や、市場高騰/低落のタイミングでのトレーディングなどが実現できます。市場の動きにあわせて柔軟に対応でき、事業価値・優位性の源泉となっています。
年間4,000万トンという世界最大級のLNGを取引しているからこそ実現できるアセットバックトレーディング(※)。最終的に自社で発電する機能を持ち合わせているからこそ、他社への燃料売買や自社での発電など柔軟な選択肢をとることができ、全体の最適化が可能になります。
※当社が保有している発電設備、燃料基地、輸送船等のバリューチェーンに連なるアセットを活用し、マーケットに存在する様々な価格差を収益源としておこなうトレーディング形態。複数のアセットを活用することでリスクヘッジを行いつつ、時間差、地域差等の“価格差”を収益源とする裁定取引を行うため、価格の変動を利用して収益を上げることができる。